生き方に専門家なんていないというお話。【YouTubeはじめました】
デザイナーだったり料理研究家だったり、大学教員だったり、映像作ったり、ワークショップ講師だったりを、日本と海外でやったりやらなかったりしています。20年近く前、大学生の頃からフリーです。就職したことはありません。
特に誰にも相手されることもない、マイノリティ生活を順調に送ってきたのに、ここ数年急に複業とかノマドとかあとフリーランスだとか言われるようになって、色んな人がいろんな発信をしたり、それに憧れる人がいっぱいできました。
僕のところにさえ、話を聞きたいと言う人が来ることがあります。
それは大変喜ばしいことだと思います。
ただ、ほんの少しだけ違和感があるんです。
実際にそういう生き方をしてる人って、自分の活動をわかりやすく伝えるのが難しいんですよね。
共感してくれる方、多いと思いますが、物事が人に説明しにくい複雑な状態のまま、複雑に進行していきます。
つまり、自分でも自分がなにをやってるのか、本当の意味で把握しているわけではありません。
自分の複雑な感情や好奇心、スキルとか人間関係といったものが僕の知らないところでいつの間にか変な結合を起こして、予想もつかない展開になったりすることがほとんどです。
だからこういう生き方始めましょう!みたいなスターターキットみたいなの、入門書みたいなのって
かんたんに作ることができないんと思うんですよ。
"多様な生き方を誰でも始められるセット"って時点で自己矛盾を起こしてます。
なので、自分の生き方をあえてわかりやすくパッケージ化することなく、カオスな生活の様子をそのまま発信していこうと思ってます。。noteとyoutubeで、同時に始めます。
見た人がそれぞれの訳のわからない人生に役立つかもしれない、なんだかよくわからないものを、よくわからないうちに受け取ってくれたら、これ以上嬉しいことはありません。
生き方に専門家なんているわけないんです。
だって、人は自分の人生ただひとつしか、生きられないんだもの。