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古靴再生。色染めプロジェクト!(其の二)

すいません、引っ張りまして。しかしながら、多少短い内容のほうが読みやすいかなと思って2部構成に致しました。

前回までが脱色で、今回がメインの染色です。

4.色染め


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片方に色を入れました。それほどムラなく染まったと思います。

今回使ったのはFiebings Dyeという商品です。1000円もしませんでしたし1足分使っても半分以上残っています。革靴のケア商品を扱うコロンブスやスピランなどからも色染め液は販売されていますね。

横からみたこの写真だとアセトンで脱色の効果もわかりますね。メラミンスポンジの効果は大きいなと感じました。

ただ艶がないのは心配でした。…ということで、両方染めた後、片方にクリームを入れて油分を補給したいと思います。

5.両方色染めして、片方だけにクリームで油分を補給。

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安心しました。艶が戻りました。片方は染色後にクリームを入れて艶が戻りました。もう片方は染色しただけの靴です。色は変わりましたが、潤い・てかりがないのがよくわかりますね。

6.両方にクリームで油分を補給。

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ということで、もう片方にも色を入れました。栄養分を付け足した結果がこの写真です。

舌(タン)部分も染めようかと思いましたが、下手すると内部に色がついてしまうので、自分用の靴だしまぁいっかと一旦ここで終了です。

7.実際に履いてみよう!


…で先日、試し履きしてみました。実はこの靴サイズはUK10で、私はUKだと8.5~9がジャストサイズです。

購入前に試し履きをしたときはインソールも入っており、全く問題を感じませんでした。しかし、革靴というのは長く使われていないと少し縮むといわれています。

なので、その影響なのか試着時は縮んでいた可能性が高いかもしれません。シューツリーを入れて再生した今は少しブカブカした感触です。寒いときに厚手の靴下を履いた時だけに使う靴にしようかな…。

でも、古靴好きな人にお譲りしようかなと思っています。探すのが大変ですけど、その人と情報交換できればそれでOKです。

まぁたった2000円でこんな経験ができたのも、古靴のおかげです。何万円もする革靴だったら色を染めようなんてなかなか簡単に決心できることではありません。革靴だけじゃなくて、レザーのバッグや財布でも応用できそうな経験ができましたからね。


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