4/12 定例会ご報告
How to sei今年度最初の定例会を、那覇市協働プラザで開催しました。
ふたりの赤ちゃんも入れて計11名が参加。初めての方も来て下さり、あっという間の2時間でした。
4月のテーマは「フェミニズム」です。この言葉だけを聞くと反射的に構えてしまう人も多いのではないでしょうか? 主催者の私たちも、なんとなく気になる、みんなで勉強してみたいと、手探りしながらこのテーマを設定しました。
会の口火を切ったのはAさん。
学生や若年女性の体を狙った詐欺集団の事例をあげられ、グルーミング(手なずけ)や盗撮など、私たちの身近な所で性犯罪・性搾取がおきていること。被害にあった女性たちは焦燥しきって、泣き寝入りさせられていること。性犯罪や人権侵害をなくすため声をあげる必要性など、たくさんの問題提起がありました。
「本質的な問題は権力を独占する男社会。未だに女性は対等ではない」
「性差別がある現実を直視して、それぞれの立場から話し合えたらいい」
「性暴力をうけた人は言葉をうばわれる。声なき声を聴く感性が必要」
「個人の出来事、個人の問題ではない。苦しみをうみだす政治の問題」
「家父長制の古い価値観が全くアップデートされていない」
「地域社会に守られて育った沖縄の子はすぐ他人を信用して騙されてしまう…」
など様々な意見が出て、Aさんの話を軸に社会問題を広く議論する場となりました。Bさんからはフェミニズムの3つの流れ(20世紀初頭のサフラジェット⇒80年代のフェミニズム⇒#Me too以降のフェミニズム)を紹介いただき、今まさに、時代の転換期にあることを実感させられました。
フェミニズムを考えるたくさんの資料、書籍も準備していましたが、時間オーバーで触れられず。またいつか、フェミニズムやパートナーシップをテーマに第二弾を企画したいと思います。
参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?