夢をかなえる方法
今年は、WBC(野球の世界大会)が行われましたね。
それまで名前は知っていた人も、大谷翔平さんの事が気になった人も多いはず。若い人だけでなく、おばちゃんたちも、野球ファンが増えたのではないでしょうか。今は、高校野球の地区大会もたけなわ、今年は、どんな選手が夏の甲子園の舞台で活躍するでしょうか。
今日はそんな話です。
夢は願っていればいつかかなう?
「夢は願っていれば、いつかは必ずかなう」と昔から言われています。けれど、この言葉の意味は、何もしないで、ただ、「いつか、どこかで、ステージで活躍できればいいな~」と思っていれば、必ずかなうという意味ではなさそうです
「子供のころは、〇〇になりたかった。」とかいう人もよくいます。
厳しい言い方をすれば、子供のころのそんな夢は、ただ思ってみたことがあるというだけで、思い続けていたのとは違う、とも言われます。
どこがダメなのでしょうか、近頃言われていることは、「将来の夢はプロ野球選手になること」というのは、プロ野球選手になってしまうと、夢がかなったわけなので、プロ野球に入ってから活躍できない人には、こんな夢のひとがいるとも言われています。
でも、プロ野球選手になるだけで、すごいことですけどね。
マンダラシート
テレビやインターネットでも紹介されているので、ご存じの方も多いと思いますが、大谷翔平選手が高校生の頃書いていたものに、マンダラシートがあります。
曼陀羅とか、マンダラチャートとかも言われますが、ここでは、マンダラシートと言っておきます。
とっくに知っている方も多いでしょうが、ご存じない方のために記載します。
この良さは、簡単で分かりやすいこと、そして、重要な要素がもれなく入るところでしょう。
作り方は、
① 碁盤のような9×9の81マスのシートを作り、の中央の四角に、到達する目標を書きます。
② その中央のマスの周囲の8マスに、その目標に到達するために必要なことを要素を分けて記載します。(たくさんあれば、8つに絞る)
③ この8つの要素を、周囲の3×3マスの中央に、もう一度書き、その、さらに、その周囲の9マスの中央に8つの要素を一つずつかきます。
④ その要素の周囲の8つに、それぞれの要素を成し遂げる行動目標を書きます。
このマンダラシートの良い点は、将来の夢である目標が、要素別に具体的な行動目標になっているところです。
「いつかできたらいいな」ではなく、そのために、”今何をするべきか”がはっきりしてくるところです。
今何をするべきなのか
スポーツ選手ではなくても、「いつか〇〇のステージで活躍する・・」という夢なら、その人は、「どんな体形であるべきか」「どんな技術が必要か」「周囲の人との関係はどうあるべきか」「日常生活では」「ファンの方にはどう思われたい」・・・それなら、「今私は何をするべきなのか」言動の一つひとつが将来につながる・・
夢に引っ張られるという言葉がありますが、本当に夢があることで、今現在の日々の言動が変わってくる、充実してくる・・・だから、こうした状態が夢を持ち続けたら必ずかなうということになりそうです。
自分にむいている思えば、マンダラシートを使ってみるのもよいと思います。それが、あなたの夢を後押ししてくれるかもしれません。
夢を持ち続けましょう。そして今すべきことに取り組みましょう。