犬子 / 休職中

悩める社会人 / メンタル中2 / 書くことで、考えたい

犬子 / 休職中

悩める社会人 / メンタル中2 / 書くことで、考えたい

最近の記事

基礎練習に明け暮れる。

勉強といっていいものなのか分からないけれど、最近コラムと小説の模写を始めた。 コラムは各新聞のコラムを集約しているアプリで全て目を通して、その中で気に入ったコラムを2つノートの写す。小説は好きなものを、2時間くらいキーボードで打っている。 休職中の今だからこそ時間をとってやることができる。 始めたばかりなので大きな成果が目に見えているわけではないのだが、確かに文章に対する力はついていると感じている。 コラムの文章の流れ。雑学。そして小説の文章表現。効果的な言葉遣い。

    • 読むことが好きなくせに、苦手だったりもする。

      知り合いが「6時間で13冊読んだ」と言っていたのでぎょっとしてしまった。 なんでそんなに読むのが早いんだ。私は多分その6時間で、2冊くらいが精いっぱいだと思う。 書くことは好きだし、読むことも好き…といいたいが、読むことに抵抗を感じることがある。割と頻繁に。 面白い本、というかわかりやすい本を読み始めると止まらないのだが、少しでも難しい要素が入ってくると途端に知恵熱で片頭痛をおこす。まあつまり、馬鹿だから読めない。 それでも読むことが好きなのは、学生時代にはやった携帯

      • 勝負の9月。前半

        noteを始めた頃に「8月まで休職」と言ったが、今もこうして休職を頂いている。延長したのだ。2週間。不甲斐ない自分のために、病院が猶予をくれた。本当にありがたい限りである。 「今の仕事を辞めたい」と思いながら、確実な一歩が踏み出せないでいた。 病院に行ってカウンセラーに意気揚々と「転職します」とはいうものの、今の仕事を辞める理由だったりを聞かれ始めるとなぜか頭がぐらつく。 辞めたい理由を答えるたびに、自分の頭の中で突っ込みをいれてしまうからだ。 「そんなの他の会社いっ

        • 好きなものに同意を求めてくる奴が苦手です、という話。

          自分の「好き」を伝える時、押しつけがましくなっていないかいつも心配になる。特に、直接人と会って話している時に。 友人のAはとあるアニメが好きで、もう5年以上追いかけている。特に作品中のあるキャラクターがとにかく好きで、その情熱には私も一生敵わないと思っている。新作が発表されれば何度でも繰り返し見ては感動号泣し、欲しいグッズは正攻法で必死に手に入れる。そうしていると、SNSで共通の友人も増えていったみたいで、Aはほぼ毎日誰かしらとの予定を入れてオタ活を楽しんでいた。 そんな

          どうやら日記中毒になったようです

          昨日、抑えられない興奮のままにnoteを書いていた。 とにかく、この気持ちを分かりやすく、言語として自分の中に落とし込みたかった。そういう時に限っていい言葉が思いつかなくて悔しくなるわけだけど。 1週間くらい、noteを書いていなかった。友達の結婚式に参加するために遠出をして、そのまま友人と昼夜一緒に居続けていたら書いてなくて。それを皮切りに、家に戻ってきたあともnoteから離れていた。 実はその1週間、何をしていたかよく思い出せなかったりする。 映画もみた。友達とご

          どうやら日記中毒になったようです

          自分は気持ち悪い程生演奏が好きだった、ということに気付いた話

          キッカケはなんとなく開いたチケットサイト。開催日直前だったからなのか少しだけ安くなっていたオーケストラのコンサートがあって、その場のノリで買った。ツウな方に怒られそうだが、内容なんか全く知らずに会場に乗り込んだ。 なんでもいいから「感動」したいと思っていた。普通の生活を続けて、何の変哲もない、ただ過ぎるだけの日常になってしまうことが急に怖くなった。ノリとはいえ、藁にも縋るような想いだった。 音楽は好きである。でも今までオーケストラは堅苦しいしよくわからないしと食わず嫌いを

          自分は気持ち悪い程生演奏が好きだった、ということに気付いた話

          よく考えて。本を読むだけ読んで、また「成功した気」になっていないか。

          自戒の日記。 ここまでの時間、色んな本を読んだ。新しい本を手に取ったし、前に読んだ本を見直した。 それなのに、何かがモヤモヤする。頭が止まってしまったような気がする。 と、ここまで思ってやっと気が付いた。 今の私って、受験勉強をしていた頃の自分と全く同じだ。 私はビジネス本を読むのが好きだ。その大本は、受験対策の指南書だった。 同じアパートに住んでいた一回り上の子が大学に入学し、使っていた参考書などを譲ってくれた。その中に入っていたのが難関大学に合格するための勉強

          よく考えて。本を読むだけ読んで、また「成功した気」になっていないか。

          お金と向き合う。借金とか低賃金とか、言い訳とか。

          お金がない理由が、今まで言い訳にしかなっていなかったと思う。 私は恥ずかしながら、毎月給料日の直前には貯金も銀行の残高も底をついてしまうタイプだ。 今月に至っては休職のため給料は出ない。給付金の申請はするが、本来の給料よりさらに低くなる。そして、休職中の税金関係の振り込みが待っている。通院だってある。というわけでここのところ、ずっとお金のやりくりに悩んでいるわけである。 そもそも、なんでそんなにお金がないのか。 ということを考えると、今までの私はこの2つを挙げてきた。

          お金と向き合う。借金とか低賃金とか、言い訳とか。

          美人とは憧れである。

          太腿がジンジンと痛い。筋肉が悲鳴を上げている。頑張れ。できるはず。だってまだ、歩きはじめて30分だし。 次の土曜日に控える友人の結婚式までに少しでも痩せたくて、残りの五日間はひたすらウォーキングをすることにした。 とはいえ、天気予報じゃ今日の夜から暫く雨続きなので、どうしたものか悩んでいる。その日だけランニングマシンが使える施設があると、いいんだけどなあ。 家から数分歩いた先に公園がある。まわりを一周するのにだいたい15分はかかるような広さである。そこをグルグルと周回し

          美人とは憧れである。

          自分探しに行き詰まったなら、外に出よう。知らない人に会ってみよう。

          「あの。ちょっとだけ、いいですか?」 声を掛けてきたのは同い年か、もう少し上くらいの女性だった。素朴な雰囲気が可愛らしい。小振りなカーキ色のリュックサックを背負って、彼女は照れ臭そうに笑いながらも言葉を続けた。 地元の本屋で立ち読みをしていた時だった。 「あ、はい。なんでしょうか」 「私、旅先で知らない人と話するの好きなんです。今、なんの本読んでるんですか?」 突然知らない人に話しかけられることがある。 たまに宗教勧誘の方だったりして慌てるのだが、それ以外の殆どが

          自分探しに行き詰まったなら、外に出よう。知らない人に会ってみよう。

          「やりがい」って、ひとつじゃないから。転職します。

          転職しようかな、と思った。 きっかけは昨日家に届いた封書。焼けるような暑さの中手に取ると、会社からのものだった。それまで全く気にならなかった動悸が一気にぶり返した。自分自身に驚いた。私は一度送り人の書かれた面を裏にして机に置き、息を整える。 すーはー。うん。大丈夫、大丈夫。 覚悟を決めて、おそるおそる中を封を切る。 中身はなんて事の無い事務書類だった。休職中の給与は出ない旨、傷病手当金支給の申請の旨、休職している間の社会保険料等の振り込みの旨、財形貯蓄の変更届の旨。

          「やりがい」って、ひとつじゃないから。転職します。

          書くって楽しい、言葉って好き。

          稚拙ながらも、言葉を綴ることは苦ではない。寧ろ好きだ。 上手い言い回しが思いつかない時なんかは唸りそうになるけれど、それでも真っすぐに、文字と向き合っていれば簡単に時間を忘れていたりする。 それは小説も、noteも、変わらない。 特に人に伝えるための文章は、言葉づかいによる雰囲気の細かな変化とか、頭への響き方の変化とか、そういうものが好き。 ときどきハッとするような文章に出会えた時は言葉の力に感動するし、それだけで幸せになれる。 いつかこの言葉の力というもので、私も

          書くって楽しい、言葉って好き。

          「おもしろそう!」が、あなたを変える。世界を変える。

          「図解 脳に悪い7つの習慣」を読んだ際のメモが家から発掘されたので、こちらのnoteにも書いておこうと思う。 人が無意識に行っている7つの「脳に悪い習慣」をやめることで、常に前を向いて行動ができるような脳になれる、といったような内容。 タイトルにもある7つの習慣については是非本書で確認してほしい。 私が伝えたいのはその中でも、言葉の力である。 脳はマイナスの感情で悪くなり、プラスの感情でよくなる。ここでいうプラスの感情とは、「何かを好きになる力」を指している。 何かに

          「おもしろそう!」が、あなたを変える。世界を変える。

          感じて動くことに言い訳なんかいらない。それが「私」を作るから

          専門学校に通っていた頃、感動という言葉について教師が語ることがあった。 一度、その意味をおさらいしよう。精選版 日本国語大辞典には、次のように記されている。 かん‐どう【感動】 〘名〙 ① 強い感銘を受けて深く心を動かすこと。 ② 人の心を動かしてある感情を催させること。 ③ 他からの刺激に反応すること。作用を受けて動くこと。また、動かすこと。 漢字を分けて考えれば分かりやすい。感じて、心を動かされるという意味である。 では、③の意味は知っているだろうか。 もともと

          感じて動くことに言い訳なんかいらない。それが「私」を作るから

          家族から離れたい。

          父の実家で過ごして6日目になった。この家の周りは畑しかない。おまけにお盆のため外出はスーパーくらいだ。なのでこの数日は引き篭もりのような生活を送っている。 いい機会なので私はひたすら本を読んで、今後の身の振り方を思案していた。 とはいえ20代という浅い頭で思案したところで、「これが正しい、私に合っている」なんてプランは全く思いつかない。こんなのはどうか、あんなのもいいなと、アイデアだけは出るのだが、決め手に欠けるのだ。多くのビジネス書は「思いついたら直ぐ行動」と語るのだが

          家族から離れたい。

          姉は凄い。でも好きになれない。どうしても主観的になる私。

          姉の湯のみを割った。 家族全員が家でのんびりしていたら、突然の来客があった。慌てて全員が飛び起きてバタバタと用意を始める。姉は急いでお茶の準備に取り掛かった。 一応来客の予定はあったのだ。でも11時頃にくるだろうという父の言葉に甘んじていたようで、来客した9:30には何の用意もできていなかった。 姉が来客用の茶碗を探そうと戸棚を見つめる。いや、そのガラス戸の奥にフツーにあるじゃん。と私は側から思っていたのだが、この時姉は冷静なフリをして心底焦っていた。見つけられないらし

          姉は凄い。でも好きになれない。どうしても主観的になる私。