電話対応が下手すぎてテンパる・上司に怒られた体験談。新卒時代の思い出(と、克服するまで)
社会人になってから、業務の中での1番の苦手だったことが電話応対(電話対応?)
電話取らなきゃいけないってわかっていても、いつもビクビクしてました。
ほんっっっっと嫌いな業務で。仕事辞めたくなるくらい苦痛でした。
受話器をとった瞬間に頭が真っ白になるあの感じ!
今回は、電話対応が下手すぎて鬼上に怒られた話。
ついでに今回は私の電話対応失敗談と、苦手意識を乗り越えた話についてお話しします。(無理して乗り越えろって話ではありません)
電話対応が下手すぎて鬼上に怒られた体験談
こんな状況を体験しました↓超激恐鬼上司の前で・・笑
私が電話応対が苦手になったのは、この新卒で入社した会社の受電で大失敗をしてしまったのがきっかけです。トラウマってやつです。
外部からの電話は基本的には私が所属していた部の担当でした。
新人なので上司からは「積極的に取れ!」と言われ、なるべく取るようにしていましたが、電話の音が鳴るたびにビクビク。
バイト時代も受電はそこそこ経験していましたが、まるで勝手が違うというか、謎に緊張してしまったのです。
電話をとれたとしてもいつもドモってしまい、慣れずタジタジ。頭が真っ白になるっていうあれ。
直前まで脳内で文章を組み立てているのです「はい、◯◯です。お世話になっております。〜」んで相手がこう言ってきたらこう返す、内線ボタンはここを押せばいいんだ!的なね。
でも受話器を取ったと途端にそれが脳内から綺麗にクリーンされる!笑 (なんなのあれ!)
そんな中いつものようにビクビク電話をとったら、違う部署の人あての電話。内線でつなごうとした時に慌ててしまい、なんども保留ボタン押してしまったんです。
もうパニック!内線ボタンと保留ボタン、受話器を置くタイミング!すべてが脳内でこんがらがって大パニック!笑
その結果、相手をすごく待たせてしまったんです。
しかも営業部内で1番恐い鬼上司の目の前で失態してしまったんですよね。
そんなパニックぶりを目にした鬼上司がドスのきいた声で一言。
「おい、しっかりしろよ」
とシーンとしたテーブルに、上司の声が響き渡りました。
シーーーーンっとしたテーブルで、耳元でメガホン使って大声出されたほどに鮮明に聞こえましたね。
すごく、「ウワーーーーーーーーーーー!!!」と脳内で泣く私。恥ずかしかったし、情けなかったです。同期の前でしたし。穴があったら入りたい・・って感じ。
近くにいた先輩がさすがに「これやばいな・・」と思ってくださったのか、電話のつなぎ方をすぐにレクチャーしてくれました。
決して大声で怒鳴られたり罵声をあびせられたわけではありませんでしたが、あのドスのきいた低い声。
でもこの経験で「やばい。どうにかしなきゃ」って心底思いました。だってもうこんな空気味わいたくないですもん〜。
なんか私、失敗起こす時に限って絶対この鬼上司が近くにいるの一体なんなんでしょうって感じです笑
電話応対の大失態から学んだこと
いっときは電話応対がトラウマになって極度に緊張し受電から逃れたい気持ちでいっぱいでした。
でも、学んだこともちらほらあり。しかも、気づいたら克服していたんですよね。
営業という職業柄、受電からは逃れられないと気づいた私は・・・
職務内容によりますが、私は営業。
社会人でも電話応対しなくてもいい職業は多々ありますが、対人の職務は電話応対から逃れられません。
このトラウマをひきづったらそれは同時に職務を遂行できなくなるということ。
つまり、私の職業的に受電からは逃れられない運命。
じゃあどうするか。
あ、もちろんね、受電にも向き不向きがあると思います。人は皆スキルに向き不向きが絶対あります。
私の場合「電話応対はもともと向いていないのか」とも思いたくなりましたが、ふとバイト時代の受電をしていた私を思い出しました。
先ほど、「バイト時代の受電とは勝手が違った」と言ったものの、あの時は電話に抵抗なく対応できていた。
つまり、この "社会人としての電話応対" って、私の場合は "慣れていないから" 、だからできていないのかなって思ったんです。
で、どうせ逃れられない職務なのなら、慣れるしかないと思ったのでした。
電話応対、どう克服した?気づいたら克服してたんです。
そして転職するわけなんですが、転職先も、まーーーーーーーーーー受電や電話応対が多かったです。聞いていはいたけれど、電話なりまくる。
やはり営業職から電話応対は逃れられない・・・。
さてどうするか。
慣れるしかない。
もう失敗してもいいや!とりあえず慣れないと!何かあったら「少々お待ちください」って言って隣にいる先輩に助けを求めればいいのだ!と思い、ひたすら受電。
ビビリながら1日に何十本も電話応対しました。
そして、いつしか余裕で受電できるようになっていた自分に気づいたのです。
何も「マインドを変えるー」とか、特殊なテクニックを使ったわけじゃありません。
ただ、ひたすら場数をこなした。私の場合はこれだけだったんです。
思い返すと、なぜ新卒時代、あそこまで頭真っ白に、そしてパニックに陥っていたのかというと、
電話の相手がどんなこと言ってくるか未知数だったから、なんですよね。
相手がどんな人でどんな要件でかけてくるかわからないし、対処法が自分の中で構築されていないから、だから不安になっていたんだと気づいたんです。
でもいろんな受電を繰り返して受けていけば、自分の中で「相手がこういう話し方をすれば、こう返す」「こう聞いてきたら、こう返す」って攻略法?ができてくるんですよ。
まじです。(私の経験上)
自分の中で "言い返す引き出し" の数がどんどん増えていくのです。
いろんなパターンの受電を経験すれば、最初は戸惑いますけれど、過去の経験から「これはこうすればいいんだな」って自分の中で引き出しが開くわけです。
シャキーーーーン!!と開くわけです!笑
そうすれば都度都度、冷静に判断できてパニックにも陥らない。
新卒時代に鬼上司の前で失敗した経験では、私にはその引き出しがなさすぎたんです。なぜなら経験が少なかったから。
あと、ここでは克服とかって言いましたが、物事には克服しなくてもいいこともめっちゃいっぱいあるし、短所を克服って考えには私は否定的です。乗り越えたいと思うなら乗り越える、嫌だと思ったら長所を伸ばすって考え方が好きです。
(ちょっと話がズレそうなのでこの話は別の機会に・・汗)
私自身ものすごく苦手だった電話応対をここまで余裕にこなせるようになるなんてもうビックリすぎることでした。
いつしか電話応対に余裕になりまくって、なんならパソコンで文字打ちながら電話応対するまでにできました笑
なんちゅー・・笑
相手のパターンがわかってくるし、余裕が出てくると頭に隙間ができて、イレギュラーな電話にも冷静に対応できるようになるっていうか。
電話対応の正しい成功法とかわかりませんが、私の場合は、場数が解決してくれました。
最後に
なんだか、ありきたりな解決法みたいに言ってしまいましたが、電話応対に、場数は大事だなって私は思いました。
自分で経験して慣れればそれがやがて自信につながるし。
なので、電話応対を克服したいなら積極的に経験するのアリかもな〜って感じです。
それに電話かけてくる相手は鬼でもなんでもなく、同じ人間ですしね。(クレーム時は除く)