Chromeデベロッパーツール本の通販開始のお知らせ と 初サークル参加の感想 #技術書典 5
先日の 技術書典 5 でChromeデベロッパーツール本を頒布したのですが、ありがたいことに予備含めて512部すべて完売しました。
再発注したので10月19日発送予定です。欲しいと思っていただけた方は https://techthetoaster.stores.jp/ からご購入ください。(PDF版もあります)
さて、ここからはサークル参加した感想です。
「サークル参加したいけどちょっと怖いなぁ」と思っている方にむけて書きます。
私自身、今回が初参加でしたので参考になるはずです。
※参加前の話は次のnoteを参照してください。
Chrome デベロッパーツール本を書き始めたきっかけから入稿完了までの物語 #技術書典 5
当日は10時10分頃に着きました。
一般入場開始の11時までは50分もあるし余裕でしょ!みたいな気持ちでした。
サークル参加者の入場時間は、予定の10時よりちょっと早い時間に開放したようで、着いたら4割ぐらい?のサークル参加者はもう準備を始めてました。
自分の席に行ってみると小さめのダンボールが6箱ありました。(写ってないですが、裏に2箱あります。提携印刷所だと席においといてくれます)
B5/72Pの本だったのですが、ちょうど100冊で1箱です。
※6箱目は予備の数十冊や発注データを入れたUSBメモリが入っていました。
ここで一つはまりポイント。
これだけダンボールがある場合、このスペースは狭すぎました(泣)
椅子に座るとサークル参加者の通路を塞いでしまうので、椅子を立てかけて立ち続けるという作戦にしました。
なのでほぼ最後まで立ちっぱなしでした。
中央の島サークル通路が狭すぎた感があります。
壁サークルはかなり余裕があるようだったのでちょっと不満でした、「机は壁から○メートル以上離すこと」みたいな会場ルールがあったのかもしれません。
これは私にも落ち度があって技術書典に申請したときは100冊だったので、その冊数なら余裕だったのです。おそらく500で申請していたならばこの位置にはならなかったと思います。
しかし過去のケースからみても申請後に増えてしまうのはよくありそうなので、この通路はもう少し広くても良かったんじゃないかなと思います。
さて、ダンボールの話しに戻ります。
ダンボールを開けた感じはこんな感じです。
B5/72Pの本が10冊ごとに帯が巻いてありました。
その他にも本を守るため(?)の紙が途中途中で挟まっていました。
ここで一つはまりポイント。
この帯と挟まっている紙のゴミが大量に出ました。
技術書典ではゴミの回収はダンボール以外おこなっていないので、ゴミの置き場所に苦労しました。(500とか刷るなら)スーパーのレジ袋を2〜3枚ぐらい用意したほうがよいのと、クシャクシャに丸めると嵩張るので重ねて捨てていくとよさそう。
机への配置は事前にシミュレーションしていたのでサクッと終わったのですが前述の通りスペースが狭かったので、このダンボールの置き場所どうしよう!もう座るのは諦めるか!とか考えていたら結構時間が経ってしまいました。なんだかんだで完全に準備が終わったのは11時5分前とかだった気がします。早く来るにこしたことはないです。
11時ちょっとすぎたころに一般入場が開始されました。
私のサークルは一番奥の方だったので数分は誰も来ない状態が続いていたのですが、一目散にうちのサークルに来てくれた方が1人いました。
これはうれしかった!
売上ペースについて(電子版は頒布しておらず紙の新刊一種類だけです)
ダンボールの残数でおおざっぱに計測していました。
14時頃までは全く人が減らなかった気がしますが、売れる冊数は時間の経過で下がっていきました。
最初に入場される方はたくさん買われるのでしょう。
15時ぐらいになるとサークル参加の方が来訪されるケースが多かった気がします。(暇になってきたから抜けてきた、ということだと思われる)
最終的に完売したのは終了5分前ぐらいでした。
500部という数字は正確に見積もれていたんじゃないでしょうか。(運が良かっただけかも)
見本や立ち読みについて
見本をクリアカバーに入れて2冊用意しましたが、私の場合は3〜4冊あっても良さそうな感じでした。タイトルのおかげなのかデザインのおかげなのかはわかりませんが、「何だろこの本、気になる」と思ってくれた方がかなりいたようです。
最大7人ぐらいの方が同時に立ち読みしていた気がします。
ご近所サークルさんには本当に申し訳なかったです。
次回は端っことか割り当ててもらえるとありがたい。
購入傾向について
3〜4割ぐらいの方は中を見ずに買っていた気がします。
残りの方は見本を読んでから買っていました。
見本を読んで実際に購入までいく人は3割ぐらいだったでしょうか。
決済方法について
初参加だったので現金決済のみにしたのですが、技術書典公式の決済を求めてくる方が多かったです。
現金だけだったので買わなかった、という方がいたかもしれないので公式決済は対応したほうがよいと思います。
※現金のみにしたせいで最終的にかなりの現金をもつことになりました、家につくまで気になってしょうがないので精神的にもよくないです。
発注方法について
500部すべてを会場送付にしたのですが、最初から通販もする予定だったので100部程度は自宅にも発送するようにすれば良かったです。
※100部とか追加発注するとめっちゃ割高です。
商業出版について
声はかけてもらいましたが、ちょっと考えがあって断りました。
いろいろ考えています、楽しみにしていてください。
利益について
1000円で500部なので50万が売上です。
それだけみるとそれなりに稼げてそうに見えるかもですが、印刷費・デザイン費・執筆に掛かった時間を考えれば、副業で働いたほうがはるかに稼げます。稼ぐのが目的ならやめたほうがいいでしょう。
DLカードを用意しなかった理由
ほとんどの方は紙版が欲しいらしいとのことなので500部も刷ったのでいらないかなと。
そのため紙版より電子版(PDF)が欲しい方には名刺を渡してオンラインストアを案内しました。
次回は配るかもしれません。
さいごに
Chromeデベロッパーツール本はまだまだ続きます。
次回作を楽しみにしていてください。
あとオンラインストア(https://techthetoaster.stores.jp/ )で紙版も売っていきます。
地方在住の人や子育てやらで会場に行けない人にも届けたいです。
オンラインストアは一度買ってくれた人にクーポン配ったりとかできるのもメリットだと思います。
売ったらそれで終わり、ってなんかもったいない気がします。
(私がheyinc入ったのはこのツイートにあるheyのミッションが好きってのも理由のひとつだったりします)
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