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【ひとり活動2025#24~#25】せいかつする

鬱日記になってしまった。スーパーバッドくん。

せいかつする編

#24 むかし住んでいた街を散歩

2025年2月22日
22~27歳を過ごした街の美容室に、今も通っている。
現在の最寄り駅から電車で20分のところにあるその街は、高校を出てそのまま就職した会社の社員寮(家賃3,000円、2人部屋)で生活していた私が、はじめて一人暮らしをした街である。
引っ越したことを言い出せずに通い続けている美容室で、この日もいつも通り髪を切り、次回の予約をした。
美容室を出てから、ふと、当時の生活圏を歩いてみたくなり、別の鉄道会社の駅まで、遠回りをしながら40分ほど歩いた。知っている景色の中に、知らない景色が混ざっていて、地元でも何でもないこの街への愛着は、こうやってすこしずつ薄まっていくのだと思った。良い天気だった。

#25 引きこもる

2025年2月26日
ひどい二日酔いを引き起こす原因となった日があった。
バンドの深夜イベントで、水のようにウーロンハイを飲んで、最短距離でハイに到達。終電は逃し、周囲に迷惑をかけまくりながら、友達の彼氏(初対面)のお車で深夜2時に奇跡的帰宅。翌日は、みそ汁とワンタンスープしか受け付けない体となった。ザ・二日酔い。
さらにその翌日、急激なバッドに襲われる。
30歳とは思えぬ酒の飲み方、ぼんやり記憶にある迷惑をかけた人たちの顔、私のことを好きでいてくれた人たちに見限られたのでは、と心臓が委縮する。そのまま5日ほどすぎたが、小さな心臓をバッドの靄がふよふよ取り囲んでいて、年が明けてからここまで心の調子が良かったことがとんでもない奇跡のように思えてきた。
こういう時こそ外に出た方がいいと頭では理解していても、体がどうにも動いてくれない。この日はThe Story So Farを見に行くはずだった。チケットも持っていたのに。外に出ることをあきらめて、横になった。布団があるから私は外に出れない。ぜんぜん死にたくない。穏やかに暮らしたい。もうお酒なんか飲まない。

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