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【ドイツ語学習】Duolingoと相性のいい無料録音アプリ「AVR X」

語学学習に最適といえる無料の録音アプリ(iPhone)を発見したのでご紹介。

その名も「AVR X - ボイスレコーダー」。

このアプリのなにがすごいのかというと、iPhoneでながしている音も録音できること。

iPhoneに標準でついている純正の録音アプリでは、たとえばMusicでながしている音楽を録音をしようとしても、録音を開始するさいに音楽が停止してしまいます。

つまり、iPhoneで流してる音をiPhoneで録音することができませんでした。

しかし「AVR X」を使えば、バックグラウンドで流れている音楽を録音できます。

どんなものが録音できるかというと、Musicに入れている「語学本に付属していたCDの音源」や、Duolingoの音源といった、iPhoneのスピーカーから出力されるありとあらゆる音。

これは語学学習に最適といえます。

なぜかというと、外国語を話すことはそもそも身体操作の一環なので、スポーツと同じように、反復練習が基本となります。

反復練習に最適なのが「フラッシュカード」。

そして、最強のフラッシュカードアプリが「Anki」です。

Ankiを使えば、フラッシュカードのなかに文字情報以外にも、写真や音楽ファイルを含めることができ、学習がはかどります。

しかし、そんなAnkiを使った学習法にも弱点がありました。

語学学習において単語や文の「発音」を簡単に参照できることが大切なのですが、フラッシュカードに入れる「発音」を入手するのが一苦労という点です。

もっと詳しくいうと、「ある文章の発音の音源」をピンポイントで入手するのが難しいということ。

単語の発音は「Forvo」というサイトから簡単にダウンロードできる(この場合、パソコンでAnkiのフラッシュカードを作成しています)ので問題はないのですが、問題は「文章の発音」です。

語学学習本についているCDでは、1トラックのなかに複数の文章の発音が収録されており、そのなかからピンポイントである文章の発音だけを抜き取るのは至難の技といえます。

(じつはMacのiTunesを使って、トラックの開始と終わりの位置を設定し、トラックのなかで欲しい音源だけをピンポイントで抜き出しすることができるのですが、何度もおこなうにはとても面倒です)

しかし「AVR X」を使うと、iPhoneで語学学習本についているCDを再生し、そのまま録音をおこなうことができます。

(いままで、Macで音源をながし、それをiPhoneの純正録音アプリで録音という手も使っていたのですが、面倒でやめてしまいました)

録音した音源のトリミングも簡単なので、必要な部分だけ切り取ることができます。

そして、ぼくのドイツ語学習の中心となっているDuolingoの短い文章も、いままで文字情報だけをAnkiに入力していたのですが、これからは「AVR X」で発音を録音し、直接Ankiのフラッシュカードに登録できます。(この場合パソコンを使わず、iPhone単体で、Ankiのフラッシュカードを作成しています。)

さらに「AVR X」は無料というのも大きなポイントです。

もっと早くに見つけていればよかったと思えるアプリで、これからどんどん活用していこうと思います。

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