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生成AIを使って短い物語(寓話)をつくる方法

「物語なんて書けない」って思ってませんか?

でも、生成AIの登場ですべてが変わりました。

昔からストーリー作りは才能がないとできないと思っていましたが、それはもう古い常識。

今日から、あなたも物語クリエイターになれるんです。

先日、「生成AIと一緒に短い物語を書いてみた」という記事を書きました。

そこでは作った作品を紹介しましたが、今回は、誰でも簡単に生成AIを使って物語が作れる方法をご紹介します。

1. そもそものやり方を聞くプロンプト

まずは基本から。

物語を作るための第一歩として、生成AIに寓話の作り方を聞いてみました。

このときのプロンプトはシンプルです。

『チーズはどこへ消えた?』のような人生に効く動物寓話物語を書きたいと考えています。

そのための段階的なステップを細かく教えてください。

すると生成AIは、物語作成のステップを丁寧に教えてくれます。

たとえば、最初にメッセージを決めること、そしてキャラクターを設定すること、プロットを組み立てることなどです。

プロンプト自体を生成AIに聞く

でも、ここで困ってしまう人もいるかもしれません。

「どんなプロンプトを書けばいいの?」って。

そんなときは、プロンプト作りも生成AIにお願いしましょう。

たとえば、物語のメッセージを考えるときは、こんなプロンプトを使います。

『チーズはどこへ消えた?』のような人生に効く動物寓話物語を書きたいと考えています。

そして、生成AIに「物語の核となるメッセージを明確にする」ことをお願いしたいです。

「物語の核となるメッセージを明確にする」ための効果的なプロンプトを教えて。

もし出てきた答えが期待したものと違っていても大丈夫です。

「もう少しこんな感じにしたいな」という意図を伝えれば、AIがプロンプトを修正してくれます。

すべてのプロセスに対してプロンプトを作成

さて、ここからが本番です。

物語作りの各ステップに対して、同じようにプロンプトを作っていきます。

メッセージを決めたら、次はキャラクター作り。

その次はプロット作り。

最後は実際の執筆です。

でも、ちょっと待ってください。

生成AIが出力したものをそのまま使うのは危険です。

とくに気をつけたいのは、プロットとキャラクターの整合性。

たとえば、臆病な性格のキャラクターが突然勇敢な行動をとったりすると、読者は違和感を覚えてしまいます。

だから、AIの出力はあくまでも下書き。

人間の目でしっかりとチェックする必要があります。

まとめ

物語作りは、もう特別な才能がある人だけのものではありません。

生成AIを使えば、誰でも自分の想いを物語として形にできます。

大切なのは、伝えたいという想いを持っているということ。

あとは、AIが適切なアドバイスをくれます。

P.S.
もっと詳しく知りたい方は、ぼくの本『ChatGPT寓話ハック: 2時間で作るAIストーリー術』をチェックしてください。

本書には、すぐに使える寓話作成プロンプト集が付いています。

Notionアカウントをお持ちであれば、ワンクリックでそのプロンプト集を複製できるので、今すぐ物語作りを始められます。


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