
語学学習を楽しむコツはズバリ「自分のことを話す」
語学学習において重要なのはズバリ「勉強の仕組み」。
そして、その仕組みに「楽しさ」が含まれていないと、基本的にはつらい言語学習を継続することが難しくなります。
ですので、今回の記事は語学学習を楽しむ工夫の一つである「自分のことを話す」ことについてまとめていきます。
自分のことを話す
語学が身につかない大きな理由の1つが「アウトプット不足」。
そして、アウトプットはしていても、自分と関係のない文章を生み出し続けて、消耗してしまうケースもあります。
アウトプットをするにしても、「自分のこと」を語っている文章を作らなければ、身につきにくいからです。
語学学習は、「外国語版の自分」を作り出す作業。
いいかえると、「自分のことについてのアウトプット」が語学学習には必要で、あくまでも「自分」を中心に学習をしたほうが効率がよくなります。
そこで具体的なアウトプットの方法ですが、とてもいい動画をみつけました。
フランス語を挫折する前に知りたかった!と思える内容です。
もともとの趣旨は、フランス語の「流暢さ」を手に入れるための動画ですが、「外国語版の自分」を作り出す学習法として優れているので、具体的なやり方を紹介します。
ステップ0
1日最低1時間、ステップ1~の学習をするための時間を確保します。
ステップ1
パソコンやスマホで自分を録画しながら、なんでもいいので自分について5分間、外国語で話します。
単語や文が外国語で何といえばいいか分からなければ、日本語を使っても大丈夫です。
5分間を過ぎてしまっても問題ありませんが、少ないようであれば、頑張って5分間無理やりにでも話をひねり出してみます。
ステップ2
録画したものを見返し、外国語でなんていえばいいのか分からなかった単語をAnkiに登録します。
そして、言いたかったセンテンスをDeepLを使って訳があっているかを確認し、Google Spread Sheetに記入。
ステップ3
ステップ1, 2を繰り返し、外国語でスラスラといえるようになるまで練習します。
ステップ4
ステップ1と同じですが、今度は別の新しいトピックについて5分間話します。
目安は1週間に1つの物語を流暢に話せるようになることですが、学習をしていくうちに、この期間はどんどんと短くなっていきます。
ステップ5
Ankiでの反復学習と、Google Spread Sheetを見返して復習します。
以上の5ステップに加えて、可能であれば、文章を作ったあとに、語学パートナーに、文章を添削してもらうことが学習の助けになります。
HelloTalkというアプリがおすすめされていました。
トピックの決め方
上記のステップのなかで、1と4では、何を話すのか、トピックを決めなければいけません。
人から質問されたら答えやすいですが、自分でいきなり5分話すとなると難しいですよね。
そんな方におススメなのが、自分の趣味や仕事の専門分野をトピックにすること。
ぼくだったら、読書とアニメが趣味なので、読んだ本の感想と、観たアニメについての批評をトピックにあげたいと思います。
また、最近学んだことでもいいですし、最近うれしかった出来事などでもOK。
ポイントは「自分のこと」ならなんでもいいので、昨晩寝ているときに見た夢でもいいですし、友人や家族についてでも問題ありません。
おわりに
2年前にフランス語を学びはじめたのですが、ひたすらつまらないインプットばかりして挫折してしまいました。
ですので、現在取り組んでいるドイツ語では「持続可能性」と、今回紹介した学習法のように「楽しさ」を追及していきたいと思います。
しかも、この学習法を続ければ、自己紹介はもちろん、簡単なプレゼンも行うことが可能になるかと。
また、以下の記事に、英語学習についての「楽しむための工夫」を紹介していますので、気になる方はぜひ見てみてください。
いいなと思ったら応援しよう!
