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ドイツ語:発音練習

ドイツ語を勉強をはじめて60日が経過しました。

いまのところ、毎日30分の学習を、とぎれることなく継続できています。

現在は「発音」に集中しているので、発音の学習法についてまとめます。

事前準備と教材

発音系の本を本屋ですべて確認し、「薄くて」「発音の際の口の形を確認するための動画付き」「似たような発音のききわけができるよう、ミニマルペアがのっており」「IPAを採用している」のすべての基準をみたしているのが『DVD&CDで学ぶ ドイツ語発音マスター 』だけでした。

購入前に音源が確認できないのは心配でしたが、音源もききとりやすくネイティブの方が発音しているので、学習しやすいです。

まずはこの本を購入し、CDはパソコンに取り込んでおきました。

ただ、毎回DVDの再生するには、Macbookに外部ドライブを接続し、DVDを読み込み、プレイヤーで再生するといった手順を毎日繰り返すのは面倒だったので、「①ドイツ語ネイティブが、②口の動かし方がわかるように顔出しで発音している、③YouTube動画」を活用することにしました。

いろいろと動画を見たのですが、母音に関しては、下記の動画を活用することに決定。

よくまとめられている動画ですが、すこし注意が必要です。

この動画のコメント欄で指摘されているのですが、 [ɐ]、 [œ]、 [ə]、 [ɪ]、 [ʏ]、 [ɔ]、 [ʊ] の発音が正しくないようですので、これらの発音はCDのみを活用します。

子音に関しては、よいYouTube動画がなかったので、教材についているDVDとCDを活用します。

苦手な発音を把握し、順番をつける

まずは母音から取り組みました。

DVDを見ながら、すべての母音の発音を真似し、その様子をスマホで録画します。

その後、録画をみて、それぞれの発音がどれくらいネイティブと近いかを以下の5段階で評価します。

1:   日本語の発音
1.5:  1と2の間(ほぼ日本語)
2:   ネイティブと日本語の中間
2.5:  2と3の間(ネイティブに近いが、あと一歩)
3:   ネイティブと全く同じ

その評価をノートに書き出し、点数の低い順からGoogle Spread Sheetにまとめます。(例はのちほど)

これは、自分の苦手な発音から取り組めるようにするため。

毎日の発音練習

上記で、自分の発音を評価したあと、自分の苦手な発音から順番にとりくんでいきます。

1日の学習の流れは以下となります。

0. 学ぶ発音のミニマルペアをAnkiに入力(もしもミニマルペアがあれば)

Ankiの活用に関しては、以下の記事で紹介した本に詳しい活用法がかかれています。

音源はForvoから、発音記号はCollinsのオンライン辞書からコピペします。

https://www.collinsdictionary.com/dictionary/german-english/

ぼくのように、1日30分の学習に限定している場合、Ankiへの入力は時間がかかるので、この作業をするのであれば、その日は、Ankiへの入力以外はしなくても大丈夫です。

1. Ankiでミニマルペアを学習

0で入力したミニマルペアをスマホのAnkiアプリで学習します。

最初のころは数も少ないので、5分以内にはおわります。

2. Duolingoで3レッスンだけ学習

これは途中からとりいれたのですが、Duolingoは非常によくできたアプリです。

何がいいかというと、ゲーミフィケーションが取り入れられており、継続をする意欲がわいてくることです。

また、発音のテストもあるため、発音の機械判定が受けることも可能。

そして、これでもか!となんどもなんども同じ単語が、いろいろな形式で出題されるので、単語の1000本ノックを受けているようで、鍛えられます。

いろいろな形式とは、発音をしてみたり、ドイツ語から英語訳にしたり、英語からドイツ語訳にしたりと、飽きさせません。

また、ここで覚えた単語は、一般的な単語なので、日常のなかでもすぐに使うことができます。

あまり時間をかけすぎると、発音練習に集中できないので、3レッスンをクリアをしたら、その日は終了します。

3. 発音テスト

ここが本番です。

その日にテストする発音は2つまで(発音が似ている単語同士は1ペアを1つとカウントします)。

まずは、その日にテストする発音のCDを聞いて、真似をします。

2つの発音の発音練習が終わったら、スマフォで録音を開始します。

パソコンでCDの音源を流し、その音源のあとにつづいて発音をします。

流す音源は、発音記号単体を発音したもの、そしていくつかの単語のみ。

文章だと発音の判断が難しいので、発音記号単体と単語のみに絞っています。

2つの発音が終わったら、録音を終了。

その後は、録音したCDの音源と自分の発音の違いに耳を傾けて、自分の発音に評価を下します。

その評価方法は「苦手な発音を把握し、順番をつける」と同じ5段階で、Google Spread Sheetに以下のようにつけます。


最初は発音を録画し、口の形が正しいかどうかをYouTube動画と比べていたのですが、そのつど鏡で確認するようになったので、途中で口の形に採点をするのはやめました。

発音をクリアする基準ですが、2.5以上の評価が2日連続で続いた場合、次の発音にうつれることにしました。

余った時間

3までで30分が使い切れていなければ、その日に行った発音の練習を繰り返すか、以前学んだ箇所の発音を復習するか、Duolingoでもう少しレッスンを続けるかを、その日の気分で選びます。

おわりに

現在、上記の方法で毎日30分間の学習を続けることができています。

発音記号をマスターしたら、次は単語と文章ですが、これも同じような評価基準と学習法ですすめようと思います。

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