五分目悟さんに学ぶ、1週間の動画作成フロー
みなさんは、五分目悟さんをご存じだろうか。
以下のようなユニークな3DCGアニメを作成されているアーティストだ。
映像制作についてリサーチしているときにたまたま発見したのだが、どの動画もダークユーモアが聞いていておもしろい。
そんな五分目悟さんが、どうやって映像をつくっているかを知りたいと思い検索してみると、なんと公開されていた!
それが以下の雑誌CGWORLDのインタビュー記事だ。
そこで驚かされたのが、ひとつの動画制作が1週間で完了しているところ。
すごすぎる。
その1週間のワークフローは以下だ。
・1日目:脚本を書きながらゲームエンジンで検証
・2日目:セリフとモーションの収録
・3日目:小道具の制作
・4日目~6日目:撮影
・7日目:Premiereによる編集
コンテを書いていないのは意外だったが、自分が演じているので不要とのこと。
そして、映像制作に使用しているツールは以下となっている。
・Unreal Engine
・Adobe Audition
・Live Link Face(iPhoneアプリ)
・Blender
・CLIP STUDIO PAINT
・Nomad Sculpt
・Adobe Premiere
多数のツールを使用していることに驚かされたが、映像制作はそもそもこういうものかもしれないと思わされた。
また、このインタビューを紹介している雑誌CGWORLDはCG・映像の専門雑誌のようで、いままでスルーしてきたのだが、これを機会にバックナンバーを見てみると、気になるものが多いことに気づかされた。
たとえば以下のように、「アーティストのためのAI活用」という実用的な特集が組まれていたり、『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』のようなTVアニメにフォーカスをあてた号もある。
CGWORLDはこれから追っかけてみたい雑誌となった。
そして調べると、ビデオサロンという雑誌も映像制作の専門誌となっており、しかも次号は個人のアニメ制作者にフォーカスが充てられているので、是非買おうと思う。