![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151891219/rectangle_large_type_2_82dd0aa9b8d426eb62a5bf31a9713e3e.jpeg?width=1200)
【2024年版】プログラミング初心者にオススメしたい定番の書籍リスト
プログラミングを学び始めたばかりの方へ。
今回は、ぼくが実際に読んで役立った、プログラミング入門書をいくつかご紹介します。
これらの本は、プログラミングの基礎をしっかりと学びたい方や、より深く理解したい方にオススメです。
🚩 ベーシック
『UNIXという考え方: その設計思想と哲学』
この本は、プログラミング言語そのものというよりは、コンピュータシステムの設計思想について深く掘り下げています。
現代のソフトウェア開発にも大きな影響を与えている、OSの設計思想である「UNIX」。
プログラミングを学ぶうえで知っておくと、より深い理解につながります。
全部で148ページと短い本ですが、余計なものが削ぎ落とされ、本質的で読みやすいです。
UNIXという単語を聞いたことがないという方でも、UNIXの歴史や哲学を丁寧に解説しているので、初心者でも安心して読めるのもポイント。
過去に書いたレビュー記事はこちら。
ハッカーになろう
こちらは書籍ではなく、ネット記事ですが、プログラミング、とくにハッカーと呼ばれる人たちの世界観を知るうえでとても参考になります。
アメリカのプログラマー、Eric S. Raymondさんによって書かれました。
ハッカーとは何か、なぜハッカーはコードを書くのか、といった根源的な問いに対する答えを与えてくれます。
すこし長いので、個人的に要約してみました。
そのnote記事がこちらです。
🚩 C言語
『Cの絵本 第2版』
C言語をビジュアルでわかりやすく解説した入門書。
C言語は、おおくのプログラミング言語の基礎となっている言語であり、これを学ぶことでプログラミングの基礎的な考え方を身につけることができます。
そもそも、プログラミングを学ぶさいに重要なのは2つだと思っています。
それが、「手を動かすこと」と「ビジュアルで理解すること」。
そして、「ビジュアルで理解すること」に役立つのが本書です。
ちなみに、海外では『プログラミング言語C 第2版』が大人気ですが、これは玄人向けですのでオススメしません。
C言語の開発者みずからが書いた本で、ぼくはこの本を一番最初に買いましたが、難しすぎて挫折しました。
ただ、ある程度慣れたあとに読むと、たしかにバイブルといわれていることに納得できる本です。
CS50x
書籍ではないのですが、こちらもとても役に立ったのでご紹介。
こちらはハーバード大学のオンラインコースです。(日本語に翻訳されています。)
C言語を学びながら、プログラミングの基礎的な考え方やアルゴリズムなどを学ぶことができます。
動画講義と演習問題が豊富に用意されており、楽しみながら学習を進めることができます。
「手を動かすこと」と「ビジュアルで理解すること」の両方を体験できます。
とくにC言語は、「ポインター」という概念への理解が鬼門なので、この動画講義とワークで理解が深まりました。
ぼくは、42Tokyoの入学試験前に、このコースのなかでC言語をあつかうWeek5までの演習を終わらせておきました。
そして無事に合格。
このコースと上記の絵本から学んだ知識が、入学試験でおおいに役立ちました。
🚩 C++言語
『C++の絵本 第2版』
絵本シリーズのC++版です。
C言語の絵本と同じようにわかりやすく、ビジュアルで理解できます。
オブジェクト指向プログラミングの概念を、図を多用しながらわかりやすく解説しています。
『ロベールのC++入門講座』
C++の仕様を丁寧に解説した入門書です。
例が豊富なので、実際に手を動かしながら学習を進めることができます。
また、なぜそのような挙動をするのかがしっかりと書いてあり、理解が深まります。
ネットにて無料で公開されていますが、ぼくは紙の本というパッケージにまとまっていないと頭に入ってこないので、書籍版を買いました。
(ネット版はこちら。書籍版とネット版ではすこし構成が違います。)
通読というよりは、分からない箇所があったら調べるというように辞書のように使っています。
C++の入門書はいろいろと出ているのですが、辞書的に使えそうな本で、なおかつ値段もお手頃ということで、本書に決めましたが、説明が分かりやすいので満足しています。
🚩 JavaScript
『JavaScriptの絵本 第2版』
絵本シリーズのJavaScript版。
プログラミングの知識のない方でも気軽に始められるやさしい入門書です。
『JavaScript Primer 改訂2版』
JavaScriptの基礎を網羅的に解説した入門書です。
Web開発でよく使われる言語であるJavaScriptを学ぶ上で、この本はとても役に立ちました。
JavaScript本はいろいろ出ていますが、コードの内へのコメントがおおく、分かりやすいようにするための工夫を感じたので本書に決めました。
本書はすでにプログラミングの基礎知識がある人向けです。
また、こちらもネットにて無料で公開されています。(サイトはこちら。)
🚩 TypeScript
『プロを目指す人のためのTypeScript入門』
JavaScriptに静的型付けの機能を追加したTypeScript。
その入門となるのが本書です。
JavaScriptの弱点を補うことができるTypeScriptを学ぶことで、より安全で効率的なプログラミングが可能になります。
他の本と迷ったのですが、本書はJavaScriptを知らない人でも理解できるように丁寧に解説されている姿勢を感じ、本書にしました。
また、JavaScriptとTypeScriptの違いも丁寧に説明してくれています。
まさに入門書にふさわしい一冊だと思います。
まとめ
今回は、プログラミング初心者にオススメの書籍をいくつかご紹介しました。
現在はPythonに入門しているので、来年はPythonの書籍も紹介する予定です。
プログラミングの世界は広大で、学ぶべきことはたくさんあります。
しかし、焦らず一歩ずつ進んでいけば、必ず目標を達成できるはず。
この記事が、あなたのプログラミング学習の一助となれば幸いです。
・・・・・・・
\\ このnoteを書いた人 //
ホヴィンチ|📌フォローはこちら
・noteを愛する独立出版者
・note記事をもとに個人出版
・𝕏 にてクリエイティブ文章術について発信
・ニュースレター「ぼっちスタートアップ」
noteでできたこと
・1,000日連続でnoteに記事を投稿
・2年10ヵ月で2,000人の方とつながる
・公式noteに1年で3回ほど紹介される
Kindle本
・『Notion習慣トラッカー』
・『もろこしコーン』
\\ \ / //
ー サイトマップ ー
// / \ \\
いいなと思ったら応援しよう!
![ホヴィンチ|本のダヴィンチになる](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158482662/profile_a4d547bd1cae8996d75f049c24ca9c44.png?width=600&crop=1:1,smart)