『ULTRAMAN』 Season 2の魅力
先日『ULTRAMAN』のSeason 2を見たが、面白い!
今回は『ULTRAMAN』の魅力に迫っていく。
『ULTRAMAN』とは?
もともと『ウルトラマン』という作品は、1966年に放送された『ウルトラQ』から始まり、いわゆる「第一次怪獣ブーム」を巻き起こした。
続く第二弾となる『ウルトラマン』が放送されると、ブームは一気に過熱し、最高視聴率は40%を超えた。
現在でもウルトラマンシリーズは続いており、世代を超えて愛されている作品だ。
そんなウルトラマンをフルCGのアニメーションで制作したのが『ULTRAMAN』となり、もともとは漫画が原作の作品となる。
アニメ版『ULTRAMAN』のSeason 1は完成度の高さで話題になったが、Season 2のクオリティーも非常に高く、戦闘シーンは圧巻だった。
『ULTRAMAN』のストーリー・特徴
物語の舞台はかつて〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた世界で、光の巨人がその役目を終え、地球を立ち去ったあとの後日談となる。
地球は再び異星人の脅威にさらされようとしており、主人公である高校生・早田進次郎は、自分が驚異的な身体能力をもっていることを自覚し、彼の父・早田進が、かつてウルトラマンと同化していたからだと知ることになる。
そして〈ウルトラマンの因子〉をもつ進次郎は、科学特捜隊によって開発されたウルトラマンスーツをまとい、暗躍する宇宙人たちとの戦いに身を投じていく。
『ULTRAMAN』の大きな特徴として、ウルトラマンが巨大化をしないという点が挙げられる。
『ULTRAMAN』では、登場キャラクターはそれぞれのスーツを纏って敵と戦う。
このスーツでは、「スペシウム」というウルトラシリーズではおなじみの物質をエネルギー源としており、変身シーンもメカらしくてかっこいい。
『ULTRAMAN』の不思議な魅力
『ULTRAMAN』の一番の魅力は、特徴的な外見だろう。
まずはこのキャッチが画像を見てほしい。
カッコ良すぎる。。。
アイアンマンを意識しているのだろうか、ハルクバスターのような武骨な外観をした、右から2番目の「ジャック」。
今回初登場の「タロウ」(右から3番目)は特徴的なツノを持っており、「ゾフィー」(左から2番目)の胸元に複数の青い光を宿らせている。
次に魅力的なのは、シニアが大活躍する点だ。
今回初登場となる「ゾフィー」の中身は主人公の父親、早田進で、アニメ版の設定では56歳だ。
彼も〈ウルトラマンの因子〉を持っているので超人的な存在ではあるが、外見はシニアそのもの。
思い返すと、シニアがメインで活躍するアニメは珍しいのではないだろうか。
思い浮かぶ作品を挙げると、『いぬやしき』ぐらいだろうか。
伝統あるコンテンツのウルトラマンを、魅力的なメカスーツや新しい感性でアレンジした『ULTRAMAN』から今後も目が離せない。