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毎日をワクワクに変える!「自分プロジェクト」のススメ

仕事に追われるだけの毎日...

そんな忙しい毎日を送る中で、ふと「もっと何かやりたいな」と感じたことはありませんか?

今回は、「自分プロジェクト」という考え方をご紹介したいと思います。

自分プロジェクトとは、誰かに評価されることを気にせず、ただ自分がやりたいことをやるためのプロジェクト

競争もないので、肩の力を抜いて取り組むことができます。

ぼくが2019年に始めた「ダ・ヴィンチ男プロジェクト」を例に、自分プロジェクトのメリットや始め方について解説します。

自分プロジェクトを始めると、こんなメリットが!

自分プロジェクトを始めると、思っている以上に多くのメリットがあります。

まず、人生に目標ができるということです。

何か目標に向かって努力することは、とても大きなモチベーションになります。

また、新しい自分を発見できるかもしれません。

普段やらないことに挑戦することで、自分の知らなかった一面が見えてくることもあります。

さらに、将来の収入につながる可能性もゼロではありません。

自分プロジェクトで得たスキルや経験は、必ずどこかで活かされるはずです。

プロジェクトの始め方:ダ・ヴィンチ男プロジェクトってなに?

プロジェクトは、自分の興味のあること、ずっとやってみたかったこと、あこがれていることを起点に考えます。

ここでは、ぼくが個人的にすすめているプロジェクト「ダ・ヴィンチ男」について、コンセプトの着想と、おもいたったきかっけをご紹介します。

「ダ・ヴィンチ男」プロジェクトは、ぼくが「ダ・ヴィンチになる」ことを目指してはじめたプロジェクト。

ダ・ヴィンチは、絵画だけでなく、科学、数学、発明など、さまざまな分野で才能を発揮した人物です。

彼の「未完の完璧さ」や「美と醜」といった対立概念を融合させた考え方に、ぼくは強く惹かれていました。

そこで、東洋人の凡人であるぼくが、西洋人の天才であるダ・ヴィンチを模倣するという、少し変わったプロジェクトに取り組むとおもしろいのでは?と思いたちました。


そもそも「ダ・ヴィンチになる」というコンセプトは、『聖書男』という本から着想を得ました。

この本は、ニューヨークに住む編集者が、1年間、聖書に忠実に従って生きてみたらどうなるか?という実験。

子供にムチをうつや、虫をたべるなど、かなりエキセントリックな内容です。

もともと聖書にくわしくありませんが、いままで知らなかった聖書の一面を知れておもしろかったのと、単純に「昔の価値観で現代を過ごす」という実験的側面にワクワクしました。


このプロジェクトを始めたきっかけは、ある不思議な体験でした。

二〇十九年の夏、ひとり旅で訪れた北海道。

そこでフラっと立ちよったのが神田日勝記念美術館。

神田日勝(かんだにっしょう)さんは画家で、32歳という若さでこの世をさった人物です。

目当ては、たまたまガイドブックでみかけた、彼の絶筆であり未完の作品『馬』。

若くして人生の終わりを迎えた画家は、最後にどんな絵を描いたのか、その絵に何か感じるものがあり、その美術館に足をはこびました。

実際に『馬』を目の前にすると、未完ながら迫力がありいい絵だなぁとうっとり。

絵の前に腰掛けソファがあったので、そこに座ってじっくりと絵を眺めていました。

すると、ぼんやりとした眠気に襲われ、視界が少しぼやけます。

その瞬間、「描け!!!」と耳元で誰かに言われました。

そのとき「言われた」と思ったのは、その声が自分の声ではなかったから。

厳かさをまとった、しっかりとした男性の声でした。

しかし、まわりには誰もいません。

その声が、神田日勝のものであるのかは分かりません。

彼のことを以前から知っていたわけではなく、その旅ではじめて知ったにすぎませんでした。

そこでふと、「あの声はもしかしてダ・ヴィンチなのでは?」と思ったんです。

というのも、当時は人生の方向性について悩んでおり、大学生のころにあこがれていた「ダ・ヴィンチのように万能の才能を開花させたい」という夢も、消えてなくなりそうだったからです。

それでも、当時発売されたばかりのダ・ヴィンチの伝記『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(ウォルター・アイザックソン)を読み、人生のヒントを得ようとしていました。

そして、北海道への旅をきっかけに、なにか糸口がみつからないかと模索していたからです。

宿に戻り、「描け!!!」という啓示のようなものの意味を考えました。

もしかすると、「描け」ではなく、「書け」という意味かもしれないと思い当たりました。

というのも、ダ・ヴィンチは、生涯にわたってノートをみっちりと書いた人物だからです。

はたまた、コードを「書け」かもしれないなぁ、といろいろなことを考えました。

そこで、ダ・ヴィンチのさまざまな才能・職業を抽象化し、現代に落とし込んでみました。

そして、以下の3つのカテゴリーを順番にマスターしようと思いたちました。

・ストーリー:ダ・ヴィンチは出版を志していた。「書け」という啓示に従う
・プログラミング・AI:ダ・ヴィンチは当時最先端のエンジニア。コードを「書け」
・アート:ダ・ヴィンチは世界で一番有名な画家。「描け」という啓示に従う

まずは大量出版したい!

ダ・ヴィンチは、生涯にわたって膨大な量のノートを残しており、それらをまとめた本を出版しようと計画していました。

しかし、当時の印刷技術の限界や、ノートが鏡文字で書かれていたことなど、さまざまな理由から出版は実現しませんでした。

ただ、ダ・ヴィンチが電子出版の時代を生きていたら、きっとたくさんの本を出版していたはず!

(じつをいうとダ・ヴィンチは超完璧主義なので、こだわりすぎてなかなか出版できないかもですが、ここでは一旦おいておきます)

そして、ダ・ヴィンチのように、さまざまなテーマで大量に作品を発表することを目標に、まずは「ストーリー」の分野から始めようと思いました。

しかもダ・ヴィンチは、宮廷で動物寓話やナゾナゾを披露する「余興係」を務めていた時期がありました。

ですのでぼくも動物寓話やナゾナゾを書いてみたいと思い、現在、さまざまな物語を考案中です。

まとめ

今回は、ぼくが始めた「ダ・ヴィンチ男プロジェクト」をご紹介しました。

自分プロジェクトは、ただ単に楽しいだけでなく、自分自身を成長させるためのすばらしい機会になります。

もし、あなたが何か新しいことに挑戦したいと考えているなら、ぜひ自分プロジェクトを始めてみてください。

仕事で忙しくて、そんな時間はない?

そんな方でも、自分プロジェクトを始めると、そもそもの職業選択の見直しからすることができるかもしれません。

ぼく自信、以前は営業と商品開発の仕事をしていましたが、上記のことを受け、個人出版しつつ、そのあとはデータ・サイエンティストを目指す予定です。

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