いつも使っている「Kindleストア」の市場規模をしらべてみた
みなさん、こんにちは。
電子書籍はよんでいますか?
ぼくはたまに読んでいます。
紙の本がメインとはいえ、電子書籍にしかないメリットもあり、電子書籍は捨てがたい存在です。
そのメリットとは、たまにセールで破格の値段になること(とくに技術書は良く買っています)。
そして英語の電子書籍。
読むときに分からない単語をタップすれば、その場で単語の意味をしらべることができ、とても便利です。
いつも買っているのはアマゾンの「Kindleストア」。
読むのに使っているのは、パソコンにインストールした「Kindleアプリ」です。
ほかの電子書籍を利用したことがないので、比較はできないのですが、Kindleアプリは操作性が快適なので、使いつづけています。
そんな電子書籍ですが、いったいどれぐらいの市場規模があるのだろうかと疑問がわいたので、すこししらべてみました。
電子書籍市場
電子書籍市場はなんと「6,026億円」(2022年)!
前年とくらべても9.4%ほど増加しており、成長市場といえます。
いままでは前年比が10%以上の伸びだったらしいので、伸びの率はすこし鈍化しているようです。
それでも、2027年には「8,000億円」に達すると予測されています。
ちなみに、2023年の紙の本の市場規模は以下のようになります。
・書籍:6,194億円 (前年比 95.3%)
・雑誌:4,418億円 (前年比 92.1%)
どちらも少しずつ市場が縮小しているのがわかります。
ざっくりいうと、電子書籍市場の拡大が進む中、紙の本市場は減少していると言えます。
電子書籍市場の内訳
電子書籍市場の内訳を見てみると、その構造に驚かされます。
コミックが圧倒的な市場シェアを誇り、5,199億円。
次いで、文字もの(文芸・実用書・写真集等)が601億円。
雑誌は226億円です。
まとめると、以下のようになります。
・コミック:5,199億円 (市場シェア 86.3%)
・文字もの: 601億円 (市場シェア 10.0%)
・雑誌 : 226億円 (市場シェア 3.8%)
日本人のマンガの消費量は驚異的といえます。
デジタルとの相性が良いからでしょうか。
たしかに、電車に乗ったときには、スマホでマンガを楽しんでいる人を多くみかけます。
また、マンガの売上の約1割を占めているのが、縦スクロールカラーマンガの「Webtoon」と呼ばれる作品であることも見逃せません。
Kindleストア
さて、今回気になっていたKindleストアはどうなのでしょうか?
調査によると、ダントツのシェア1位でした。
「Kindleストア」の利用率は、全体の29.9%。
2位には「LINEマンガ」、3位には「楽天Kobo電子書籍ストア」がつづいています。
まとめると、以下のようになります。
・1位「Kindleストア」 :29.9%
・2位「LINEマンガ」 :15.3%
・3位「楽天Kobo電子書籍ストア」:14.8%
Kindleが圧倒的な支持を集めていることがわかります。
まとめ
今回しらべてみて分かったのは、電子書籍市場はいまだに拡大中ということ。
そのなかでコミックが圧倒的な存在感をしめしています。
また、Kindleストアがおおくの支持を受けています。
これからも電子書籍市場が成長し、私たちの生活により密接に結びついていくことが予想されます。
個人的には紙の本が大好きですが、もしかすると「Apple Vision Pro」によって、電子書籍と読書のありかたが大きく変わってくるかもしれません。
電子書籍の本棚をつくれたり、読んだハイライトした箇所を自動でデータベース化して、のちのちの調べものや、創作に役立てたりなどなど。
新たな読書の楽しみが広がるはずなので、今後も読書関連のテクノロジーから目が離せません。
今回記事を書くのに、以下の2つの記事を参考にしました。