「孤独でたのしい」年末の過ごし方
生産性をあげる秘訣は、「ムダなことをやめること」。
ぼくは10年以上、年末の「忘年会」への参加や、「実家への帰省」ををやめ続けています。(ついでに「年賀状」の送付も)
友人はもともと少ないのですが、職場でも基本的に忘年会への参加を辞退していました。
子どももおらず、兄弟や甥っ子姪っ子もいないため、実家への帰省も不要です。
(たぶんですが、もしも甥っ子姪っ子がいても帰省しませんw 両親にはもうしわけないですが、年末年始に帰省すると人が混むので避けており、人もすくなく、航空チケットが安くなるオフピークの4月に帰省しています。)
このように年末を孤独に過ごすことが、最高の選択だとぼくは考えています。
今回は、「なぜ年末の孤独が最高か」を紹介します。
〆切効果で、さいごの悪あがき!年始にたてた目標をのこり数日で達成する!
〆切効果は、期限がせまっている状況において、行動や作業の効率が向上する現象を指します。
デッドライン目前となることによって集中力が増し、効果的な作業をおこなおうとする心理的なプロセスです。
そして年末は、年始にたてた目標を振り返るいい機会。
達成していなくてもまったく問題ありません。
なぜならまだ数日あるから!
〆切効果をつかい、ありえないほどの少ない時間で、いかに年始にたてた目標を達成するかをゼロベースから考えてみましょう。
そうすることで、いままで思いもつかなかった新しい方法にであえるかもしれません。
一人の時間を活用して、おもいっきり、最後の悪あがきをしてみましょう!
自分と向き合う
妻は実家に帰省するので、家ではぼく一人。
その時こそ、パソコンやケータイの電源を切り、自分と向き合う大切な機会です。
忙しい日常では見過ごしてしまう自分の気持ちや考えにじっくりと向き合うことで、新たな発見があります。
友達や家族の関係は大切ですが、一人の時間を大切にし、自分自身と対話する時間も必要です。
人とのしがらみから解放され、内面に耳を傾けることで、心がリフレッシュされます。
そうすることで、自分の価値観や本当の目標に気づけます。
まずは振り返りの時間を設け、自分の成果や経験を冷静に見つめなおしましょう。
達成できなかったことがあっても、それは失敗ではなく学びの一環です。
来年の方向性決め
振りかえりが済んだあとは、来年に向けての目標をしっかりと考えましょう。
新年の抱負というやつですね。
目標設定は、自分の人生をより良くするための貴重なステップ。
このステップをふまなければ、さいあく、周りにながされてしまうことに。
積極的に取り組んで、新しい年を迎えましょう。
おわりに
未達成の目標の達成にむけて悪あがきをし、自分と向き合い、来年の方向性決めることで、心豊かな年末年始を迎えることができます。
年末に孤独な時間をたのしむことで、自分の存在価値や幸福感が増します。
人とのつながりが求められる一方で、一人の時間もまた大切。
人からの期待や、社会のプレッシャーから解放された状態で、自分の価値観や目標に気づくことができます。
そうすることで、意外な才能の開花や、新しい可能性の発見につながるはず。
さいごに、いつも年末になるとひも解く『独立国家のつくりかた』は、ひとりで生きていく元気をあたえてくれる本。
今年もあと2日。
今日はこの本を、粛々と読みたいと思います。