「エガちゃんねる」がおもしろいと思ったので、すこし誕生秘話をしらべてみた
こんにちは!ホ・ヴィンチです。
みなさま「エガちゃんねる」をご存じでしょうか。
お笑い芸人である江頭2:50こと「エガちゃん」のYouTubeチャンネルです。
最近このチャンネルを見て、すこしハマっています。
YouTubeで「チャンネルを登録する」ということをいままでしてこなかったのですが、「エガちゃんねる」は登録しました。
エガちゃんは、動画の視聴者のことを「頭のおかしい奴ら」、略して「あたおか」と呼んでおり、視聴者もこの呼び名を受けいれて自称しているほど。
気がつけば、いつのまにかぼくも「あたおか」になっていましたw
そして、おもしろいコンテンツがあると、その裏話が気になるもの。
ということで、「エガちゃんねる」が生まれるまでの背景をしらべ、そこから学べるものを抽出しました。
まずは自分でやってみる
「エガちゃんねる」の仕掛け人は藤野義明さん。
制作プロダクション「ばんぺいゆ」代表で、「エガちゃんねる」にて総合演出・ディレクターをつとめています。
もともとは制作プロダクションでキャリアをスタートさせ藤野さん。
『内村プロデュース』や『「ぷっ」すま』に携わった経験をお持ちです。
その現場で出会ったのがエガちゃん。
藤野さんは、「江頭さんと何か一緒に新しいことがしたい」という思いがあり、エガちゃんをメインにした企画書をテレビ局に持って訪ねてまわっていたそう。
しかし、どこからも良い返事をもらえませんでした。
そこで目をつけたのがYouTube。
当時、藤野さんはYouTubeについて、まったくの素人だったそうです。
なので、自分の子どもをテーマにしたYouTubeチャンネルを作成。
まずは自分で動き出してみるという「フットワークの軽さ」がスタートにあったんですね。
とにかく数をこなす
そんな藤野さんが、エガちゃんに話を持ち掛けるまでにYouTubeに配信した数は、なんと50本!
しかも半年間でです。
半年で50本ということは、1か月あたり約8.5本。
つまり、「1週間に2本の動画」をアップということになります。
その経験をつうじて、サムネイルの作り方やアップロードの仕方といった基本的なことを学びつつ、なんとなくYouTubeについて理解できるようになったそう。
ある程度の数をこなさないとつかめないものがあり、コツコツ取り組むことの大切さが伝わってきます。
編集力
どうやったら笑いを作れるのか?を追求すると「編集の差」にいきつくとのこと。
「エガちゃんねる」には、藤野さんをふくめて4人の編集ディレクターがいます。
しかも、それぞれがテレビ業界でトップクラスの編集技術をもつプロフェッショナル。
そのうちの1人は『月曜から夜ふかし』『しゃべくり007』『世界の果てまでイッテQ!』を立ち上げた人物です。
藤野さん自身も、「10年以上ほぼ毎日、編集をしてきた」と語っています。
「笑いをつくる編集」は、「動画を見やすくする編集」よりも難易度がたかいもの。
「エガちゃんねる」のおもしろさは、エガちゃんももちろんですが、経験をつんだ編集のプロの方によって支えられているのだと納得しました。
おわりに
「エガちゃんねる」は、開設9日目でチャンネル登録者数が100万人を突破したそうで、これはもはや伝説ではないでしょうか。
エガちゃん本来の「過激なネタ」と、たまに見せる「人間味」のギャップが、視聴者を魅了します。
ダ・ヴィンチも、「美しいものと醜いものは、一緒にあると互いを引き立て合う。」という言葉をのこしていますが、まさに「美しいものと醜いもの」が「エガちゃんねる」には混在しています。
今後も「エガちゃんねる」から目が離せません!
今回のnoteを書くのに、以下の記事を参考にしました。