和寒町特別養護老人ホーム芳生苑

北海道旭川市から少し北に向かった和寒町にある特別養護老人ホーム芳生苑です。私たちは、利用者主体の介護を実践するため、日々『動き出しはご本人から』の取組を進めています。本人のペースを尊重し、思いやり、関わりあい醸成するコミュニケーションから広がるケアの実際を綴っていきます。

和寒町特別養護老人ホーム芳生苑

北海道旭川市から少し北に向かった和寒町にある特別養護老人ホーム芳生苑です。私たちは、利用者主体の介護を実践するため、日々『動き出しはご本人から』の取組を進めています。本人のペースを尊重し、思いやり、関わりあい醸成するコミュニケーションから広がるケアの実際を綴っていきます。

最近の記事

みんなで福祉を考えよう~『和寒町ふくしのまちづくり』から~

令和5年6月18日(日)和寒町恵み野ホールで「ふくしのまちづくり町民サミット」が開催されました。 和寒町では、社協で指定管理運営を行っている特養の老朽化をはじめ、人口減少・少子高齢化など、地域のあらゆる生活課題を確認し、誰もが住み続けられるまちを創るための「ふくしのまちづくり基本構想」を策定することになり、専門事業者による基本構想策定事業がスタートしました。 社会の変化とともに変わっていく住民ニーズ これまで、和寒町は、介護保険事業計画策定時に住民参加型意見交換会、介護事

    • 他者を認めるということ

      私たちは、『動き出しはご本人から』の介護技術を進めるなかで、ご本人を認めていくことがどれほど大切なのか、ご利用者との日々のかかわりの中でとても強く感じます。 そして、それは職場づくり、職員育成のところでも同じだと考えています。今回は、先日の動き出しの実践事例から少しだけ、かかわりの様子をご紹介します。 互いの信頼関係が良い関係を生む 「いいです。すごく出来ていますよ。」 そんなふうに心をくすぐる一言をご利用者は嬉しく感じ、自信ありげにちょっぴり微笑んでご自分で動こうとします

      • 今この時の気持ちや動きを大切に

        はじめまして 和寒町特別養護老人ホーム芳生苑です。 私たちは、北海道の小さな町の特養で、ご本人を尊重する『動き出しはご本人から』の介護実践をすすめています。 これから、このnoteというツールを活用し、ご利用者との日々のかかわりや介護実践の様子など、少しご紹介できればと思います。  私たちは、ユニット型の新しい施設が全国各地で整備される中、依然として多床室の古い施設でサービスを提供していますが、常に私たちの思いは新鮮で、ご利用者の動きを認めその可能性を信じて毎日のケアをすす