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保養場の運営はアウトソーシングがおすすめ!自社運営を行う際のデメリット・発注先の選び方について解説!

2024.11.08

近年では従業員満足度の向上や企業価値向上のため、福利厚生に力を入れる企業が増えてきています。今回のテーマである保養所の保有も、福利厚生を充実させるための施策のひとつです。

当記事では、保養所の概要から、保養所を自社運営する際の課題、保養所の運営をアウトソーシングするメリット、アウトソーシング先の選び方までを解説しています。

これから保養所の運営を検討している方や、保養所の運営に課題を抱えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

保養所とは?

保養所とは、企業・団体などが、社員の保養や研修の実施に用いるために保有する施設のことです。一般的には、大人数を収容できるホテルや別荘のような宿泊施設タイプの物件が利用されます。企業・団体によっては保養所を自社の社員の利用に限定せず、リーズナブルな料金で一般にも開放している場合もあります。
保養所は主にリゾート地に建てられる傾向にあり、全国各地のリゾート地にはさまざまな企業の保養所が集まっているエリアも多くあります。

保養所を自社で運営する場合の課題

保養所を運営することには、上述の通り福利厚生の充実をはじめとしたさまざまなメリットがあります。しかし、自社で運営する場合においてはさまざまな課題が生じるため注意が必要。
以下に、保養所を自社運営する場合の課題について解説します。

手間・時間・コストがかかる

保養所を自社運営する場合には、管理に手間・時間と奪われ、また管理に従事する人材のコストも必要となります。コストやリソースに余力がある企業であればさほど問題となりませんが、そうではない場合は経営や社内業務を圧迫するケースも考えられます。
利用頻度が低ければ、保養所の運営に投下する手間・時間・コストに成果が見合わない場合もあることが大きな課題です。

管理運営が行き届かない場合がある

保養所の管理運用に十分なリソースやコストを割けない場合は、十分な管理運用を行うことができないという課題もあります。この場合、自社が保有している施設であるにもかかわらず、想定していた目的や用途に活用できないという問題も起こり得ます。
新たに施設を保有して管理運営することは大きな負担となるため、余力がある企業でないと施設保有自体がリスクとなる場合があることを認識しておく必要があります。

施設を有効活用できない

保養所の施設は、自社の社員が保養や研修で利用するだけでなく、賃貸物件や宿泊施設として貸し出しを行うのにも適した物件であるケースが殆どです。保養所を収益物件としても活用すれば、管理費や運営の費用に充てることもできます。
しかし、自社で運営を行っている場合は、施設の活用は自社内のノウハウやリソースの範囲内となるため、十分な活用を行うことが難しいという課題もあります。


保養所の運営はアウトソーシングがおすすめ

保養所の運営には上述の通りさまざまな課題が伴うため、企業経営上のリスクや重荷となるケースもあります。このような課題を解決するおすすめの方法が、専門業者へ保養所の運営をアウトソーシングすることです。
以下に、アウトソーシングの特徴やメリットについて解説します。

運営業務を丸投げできる

保養所の運営をアウトソーシングする最大のメリットは、時間・労力のかかる管理運営業務を専門業者へ丸投げできることです。
自社でリソースを割く必要も無いため、保養所の管理運営を負担に感じている場合には非常におすすめ。ノウハウを有する業者のスタッフにより的確な管理運営が行われるため、施設を利用する必要がある際にはいつでも快適に利用することができます。

コストを削減できる

保養所の運営をアウトソーシングすれば、当然ながら業者へ支払う費用が発生します。しかし、自社で管理運営を行うコストと比較すると、アウトソーシングを利用した方がコストを低減できるケースも多くあります。特に、通常業務への影響が生じている場合においては、アウトソーシングを利用した方がトータルコストは安く済む傾向にあります。
このように保養所運営にあたってコストメリットが得られることも、アウトソーシングを利用するメリットです。

幅広い業務を依頼できる

保養所運営を請け負っている業者は、施設の管理・運営・清掃・サービスなど幅広い業務に対応しており、専門的な業務ノウハウも有しています。食事を用意できる業者も存在しています。
そのため、保養所の状況や環境などを考慮して、必要に応じて業務を依頼することが可能。自社で行うのは難しい業務や質が求められる業務についても安心して任せられることも大きなメリットです。

施設のより良い活用方法を見いだせる

現在では福利厚生に取り組む重要性が高まると同時に、福利厚生の在り方も多様化しています。このような事情にも詳しくトレンドの情報も保有している施設運営請負業者も多いため、自社が保有する保養所のより良い活用方法についてコンサルティングやサポートを受けることも可能。
良い活用方法や施策があれば、そのまま依頼を行うことで、自社の保養所の価値ならびに福利厚生の充実を図ることができます。

貸別荘事業がおすすめな2つの理由

空き家の活用方法を4つご紹介しましたが、中でもおすすめなのが貸別荘事業です。
ここでは、貸別荘事業がおすすめできる2つの理由をご紹介します。

・宿泊体験の高付加価値化を実現できる
・運営コストを抑えられる

宿泊体験の高付加価値化を実現できる

一軒家貸切型で過ごせる貸別荘は、宿泊体験そのものを楽しむ目的であるケースが多く、宿泊体験の高付加価値化を実現しやすい事業です。
ホテルや旅館は他の利用客もいるため、自由度は決して高くありません。
一方、貸別荘は、利用客の自由度が高く、一人でゆったりした時間を過ごしたり、気の合う仲間や家族とにぎやかな時間を過ごしたりと思い思いの時間が過ごせます。
このように、宿泊体験の高付加価値化を実現できる点は、貸別荘事業がおすすめできる理由といえるのです。

運営コストを抑えられる

貸別荘事業は、他の宿泊事業と比べて、運営コストを抑えやすい点もおすすめの理由の1つといえます。
旅館やホテルは、部屋数も多い分、受付だけでなく清掃などの人材確保が不可欠。レストランを併設している場合には、調理人、給仕など更に人員確保が必要です。
一方、貸別荘はICT技術を活用し、チェックイン・チェックアウトを非対面化でき、利用があったときのみ清掃を依頼すれば良いため、余計な人件費を削減できます。
運営コストを抑えながらも高い収益が見込める点は、貸別荘事業がおすすめできる理由といえるのです。


保養所運営のアウトソーシング先の選び方

保養所の運営を請け負っている専門業者は多数存在しており、業者によってさまざまな違いがあります。そのため、アウトソーシングを行うのであれば自社に合った業者を選ぶことが非常に重要。
以下に、保養所運営のアウトソーシング先の選び方について解説します。

依頼できる業務・サービス範囲を確認

保養所運営の請負業者は、業者によって取り扱っている業務やサービスの範囲・内容が異なります。そのため、依頼を行う際には、まずは自社が求める業務が対応可能であるかを必ず確認しておくことが非常に重要。
Web検索等を駆使して業者を探し、自社が求める要望・要件を満たせる業者をピックアップしていきましょう。

相見積もりを取得して比較検討

業者をピックアップしたら、業務を発注する相場の把握と業者間の比較を行うために、相見積もりを取得します。
同一の依頼条件で上記の業者へ問い合わせを行い、見積書を取得します。費用の総額だけではなく、何にいくらの費用が発生しているのかという内訳も細かく確認することが重要。
内容が不明瞭であったり問い合わせを行っても曖昧な回答しかしない業者は候補から外し、消去法で最も優良な業者を決定しましょう。

契約内容・契約期間・解約要件等の条件を確認

発注先が決まったら問い合わせを行い、依頼する業務や条件などの擦り合わせ・確認を行います。不要なトラブルを避けるため、契約内容・契約期間・解約要件といった契約に関する要件は慎重に確認しておくことが非常に重要。特に、万が一業者のサービスが合わなかった場合の解約要件については厳しくチェックしておきましょう。

発注

全てのチェックが完了したら、契約を締結して保養所の管理運営の委託を行います。発注後は、業者のサービス内容やサービス品質についてのチェックを行い、継続的に業務を任せられる業者であるかを確認しておきましょう。


まとめ

保養所を自社で運営する際の課題から、専門業者へアウトソーシングするメリットと方法までをご紹介してきました。保養所は福利厚生の充実や従業員満足度の向上に役立つ施設ですが、自社での運営は困難が伴います。自社の要望・要件を満たせる専門業者へ発注すれば、自社運営の課題をまとめて解決することができますし、より質の高い運営を行うことも期待できます。

新たに保養所として別荘の購入を検討している方は、貸別荘・ゲストハウスの総合的なコンサルティング・サポートを提供している弊社までご相談下さい。目的・用途に応じた最適なプランをご提供いたします。


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