映画AKIRAのレビュー
舞台は、ニュー新橋ビルのオマージュと思われる、ネオトーキョー。
カネダはマッドカプセルマーケットのファンを臆面も無く示す、暴走不良少年グループのリーダー。
いつものようにテツオやヤマガタと共に五穀豊穣を祈って暴走に明け暮れる。
そんなある夜、暴走祈祷の最中に思わぬ事故に、そこで、不思議な小さなお爺さんと遭遇。
じつはこの小さなお爺さん、屈折した趣味を持つ会社員の愛人26号。
2号や3号と違い26号ともなると、不思議なチカラを持っていてもなんの不思議はありませんね。
その小さなお爺さんとの会合の際、テツオは怪我を負ってしまう。
テツオはどうやらLSDの常習者らしく、常習者にも関わらずいつもバッドトリップばかり。
ネタを引いてる先が悪いのかな、と自問自答の日々。
そんなバッドトリップばかりのテツオ、あまりの悔しさから不思議なチカラが自分に宿ったことを知る。LSDあるあるらしいですよ。
その様を大佐はデパルマに聞いたところ、こんな感じだと、キャリーのVHSを渡され、裏ビデオコピー工場でコーヒータイムで観たところ、あら、びっくり。
ちなみにコーヒーはゴールドブランド。
さすがエスタブリッシュメント。
そんなテツオ、政府に飼い慣らされていたのですが、カオリのヌード見たさに脱走。
コックローチを吹きかけられあえなくまた拘束されて、能率の悪いMRIなど医療たらい回しの刑に。
一方愛人は26号どころか、25も、27も、そして極上の愛人28号、その名もアキラの存在まで明かされる。
愛人も27号までは嫁もアルカイックスマイルだが、28号となると阿修羅に変わるようで地下深くに挿入した事実は政府みんなの秘め事。
そんなところに多重人格者を含む反政府ゲリラがアキラの林業利用の為に奪還を図る。
ゴキブリと三連ガトリング砲をくっつけた政府の犬が追う、追う、追う!
間違えて出てきたカネダとともに多重人格ゲリラが逃げる、逃げる、逃げる!
そんな緊迫感溢れるなかテツオはオーバードーズで前後不覚で、街を這い回る。
戒厳令を引く政府に空手の士道舘の戦車も合流するも、ギンギンのテツオ相手にはまるで役にたたず、ロンドン橋も落ち、遂に大佐はSOL740という軍事衛星からのレーザー砲を照射もギンギンテツオ、年なのに未だ衰えず、サンライズをゴクリと飲んで軍事衛星をまさかのコロニー落としで成敗。
カネダは執念深くテツオを追うも、テツオはカオリのヌード見たさに、デートスポット、オリンピック競技場までフラフラ。
このオリンピック競技場にて、25号、26号、27号、に極上愛人アキラ、大佐にカネダと8時じゃないのに全員集合。
此処で全員の視線を浴びた緊張から、まさかの裏テーマ、テツオの肥満遺伝子が大活躍。みるみるデカくなり高見山もびっくりの2倍2倍で丸八真綿のテンピュール。
デカくなり過ぎ、国税局がアキラのパワーを発動。
勝つのはマルサのアキラか、ラリラリテツオか。。
ニュー新橋ビル、もといネオトーキョーは眩い光の中に!
目眩い野麦峠をやっと越え、意識としてのマルサのアキラとテツオはほぼ相打ち。
アキラはやっと愛人から本妻に。
テツオは肥満の果てに大日如来に転生。
この三千世界がはじましましたとさ。。
#キナリ杯