#私の好きなデ・ニーロ

何と言っても「レナードの朝」。自分が死にかけるという経験をして見直したらまた違う見方ができるかもしれないけれど、まだ暇と余裕がない。この映画はデ・ニーロが難病患者役で、故ロビン・ウィリアムズが意思役でハマっているんだけれど、当初は逆のキャスティングの予定だったそう。デ・ニーロが難しそうな患者の方がいいとワガママ言ったそうで、こうなったんだとか。ロビンが先に亡くなったいまとなっては、逆のパターンでも見てみたかった気がする。

とにかく、悪役のいない映画という点、と、ハッピーエンドではないという2点が揃う珍しい映画ながらも、いつまでも心に残っている。ジャズ・ファンとしては、最晩年のデクスター・ゴードンの姿(ピアノを弾く入院患者)が見られるのもうれしい。


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