学校現場でも困っているとか
本日、教育家庭新聞社様より箸の活動の取材を受けました。
紙面は、月1回発行されていて、購読者は学校の先生が多いということです。
以前学校で困っていることのアンケートをとった際、「箸の指導に困っている」という回答が多かったということです。
教員自身、自分が箸を正しく使えているのかわからないし、指導を受けたこともないが、低学年の担任は、給食指導の中で箸の指導も入ってくるとのことでした。
私は、幼稚園・保育園・こども園などへ箸の指導に行きますが、年中児(4歳)クラスは、ほとんどの子が箸で食事をしていますが、箸の持ち方は全く違っていますが、とりあえず、物もつかんで上手に口に運び、こぼさずに食べることが出来るというレベルです。
訪問したある園で指導の後に園長先生と話をした際、「お恥ずかしい話なのですが、うちの園の保育士は43名いますが、箸を正しく使えるのは、たった2名です。箸以前に鉛筆も正しく持てていません。なので、園での箸指導は難しいです。」と。
本来箸の指導は、家庭の躾という位置にありましたが、現在は長時間保育園で過ごすお子様も多く、箸の指導は園任せという保護者もいらっしゃいます。
そのまま、小学校へ入学し、箸指導は学校の給食指導でも困っているとのことでした。
担任が指導できないことも多く、指導の役目は、栄養教諭にゆだねられることもあり、最近知り合いになった給食センターの管理栄養士の方も、箸の指導に悩んでいるとのことで、現在指導方法について指導させて頂いております。
小学生になると箸の矯正になってしまうので、子どもの精神的な負担も多くなるので、箸トレーニング開始時期にしっかりと教えて頂きたいです。
箸を正しく持つためには、まずスプーンを正しく持つこと、そして鉛筆も正しく持つことが重要ですが、それ以前に子供の体幹を整えるということも取材の中で話をさせて頂きました。
そのことについては、またいつか書かせて頂きたいと思います。