和食の日note再開
気がつけば、前回の投稿から10ヶ月も経っていたなんて・・・
確かにnoteを始めたきっかけが、ラジオ音源のU Pだったので、パーソナリティを辞めて、U Pする音源がないので、どうしようかな・・・
と考えているうちに月日は経ってしまいました。
そして、再開するきっかけも掴めずにいました。
久々に投稿してみようかな・・・
年初めに農林水産省の和食文化継承リーダーに認定されたこともあり、今年は和食文化の講習も行ってきました。
そうだ、「和食の日」にnote再開。多分不定期にはなるかと思いますが、ぼちぼち。
和食の日について
和食の日は、毎年11月24日に制定されています。
日本の和食文化を再認識し、未来に継承するための重要な日です。
和食は、単に食事のスタイルというだけでなく、食を通じて人と人とのつながりを深める文化でもあります。
今日は、全国でさまざまなイベントや料理教室が開催されていると思います。
和食の魅力を再発見する機会となって欲しいです。
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食
和食は、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これは、日本の食文化が持つ独自の特性や、食を通じた人々の絆が評価された結果です。
和食は、四季折々の食材を大切にし、見た目にも美しい盛り付けを重視しています。
また、食材の持つ味わいを最大限に引き出す調理法も特徴的です。
この登録によって、和食の技術や知識が世界中に広まり、国際的な交流が促進されることが期待されていましたが、実際はどうなのでしょうか?
確かに和食は、国際的認知は、高まっていますが、自国の文化である和食を若い世代や子どもたちはどう捉えているのでしょうか?
11年前に登録された時は、ニュースにもなり、人々は、登録されたことを喜びましたが、今は、登録されていることすら知らない人も多いです。
ユネスコの無形文化遺産に登録されるということは、動物に例えるなら、絶滅危惧種。
和食が絶滅の危機にあります。次世代へ継承していきたいですね。
和食の特徴
和食には、以下の4つの特徴があります。
(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
(2)健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。
(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
(4)正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
〜農林水産省サイトより〜
箸の文化と役割
日本では、箸は食事に欠かせない道具です。箸の起源は古代に遡り、当初は火を使う際の道具として使われていましたが、次第に食事にも利用されるようになりました。
箸は、他の食文化と異なり、食材を直接手で触れることなく食べることができるため、清潔であるという特性があります。
また、箸を使うことで、食事の楽しみが増し、食事をする時間がより特別なものに感じられます。
箸文化は、日本の食文化に深く根付いており、和食の魅力を引き立てる重要な要素です。
和食の日を通じて、私たちはこの文化を再認識し、次世代に伝えていく責任があります。
箸を使って食事を楽しむことは、ただの食事ではなく、心を豊かにします。
これからも、和食文化と箸文化を大切にしていきたいです。