2回離婚した話①

はぁ。

ほんまに、わたしは人と上手く付き合うことが自分の意見をガマンすることと壮大な勘違いをしておりました。
離婚の原因は自分軸のなさです。

2回も離婚してしまってこの話題を書くのは恥ずかしいけど、自分を美化したくないので書こうとおもいます。聞かれてもないけど自己開示します。そっちの方があとあと、楽なので。

１回離婚するとかは、まだいいやん。
２回はさすがにかなりヤバイ奴と思われます。
ハイ、正解！ヤバイ奴と思って大丈夫です。

1回目の結婚は10年
2回目の結婚は同棲も合わせると6年くらいかな。

2人とも元夫は機能不全家族で育っており、わたしも機能不全家族出身なのでなんか分かり合えると思ったのかもしれない。分かって欲しい強い願望があるカップルは上手くいきません。

機能不全家族で育ったわたし達は、健全な家庭で育った人に対して
『どうせ、わたしの苦しみなんてオメーみたいな温室育ちには分からんよ』という思いがどうしても拭えないんです。辛かったことに共感を相手に求めてるからそこがもうダメ。未熟でした。

今振り返ると１回目の結婚は、２回目の結婚よりは幸せだったと思う。ちゃんと仕事をしてくれる人で子どもが出来たから結婚したんだけど、結婚して家も買って10年専業主婦をさせてもらってました。キャンプしたり海に行ったり熱帯魚飼ったり楽しかったこといっぱいある。
(仕事することって当たり前じゃない。２回目の夫は仕事しなかったから、旦那が養ってくれてることってありがたい！)

元夫とは本当のコミュニケーションがぜんぜん取れてなかったと思う。自分のことは話さないし、ずっと距離が遠い人だった。なんか会話がいつも捻じれてるのよね。背が低く163cmでわたしが170cmなので、なんとかしてわたしより大きく見せようとして、わたしを見下すことを無意識にずっと探している人でした。亭主関白。
少しの失敗でも、拡大して言ってきて『バカで惨めな存在』だと思わせる陰湿な笑いのネタを每日のようにしてきます。

わたしは元夫から褒められたり「好き」とか「かわいい」とか一度も言われたことがなくて、惚れてるとか言うたら負けと思ってるみたい。
結婚式もドレス着ても綺麗とか言ってくれなかった。ぜんぜん綺麗じゃなかったかもしれんけど、言って欲しかったな。
親の愛を知らない者同士で頑張ってたと思う。

元夫からわたしは『バカで惨めな存在』だったとしても、よい妻でありたいと思って我慢をしていた。子どもに正しく愛を伝えたいと思っていたし、夫の悪口は離婚するまでは一回も子どもには言ったことがない。ちゃんと毎朝、お弁当を作って玄関まで見送った。冬の朝は、出発する前に車のエンジンをかけてフロントガラスの霜も取って温めておく。

なんで、こんないい妻をやってるんだろう。そんな疑問すらなかった。

わたしの実家の宗教の「エホバの証人」から結婚した時は離れていたけど、また子どもができてから勉強を再開はじめました。
宗教には入りたくないけど、でも社会にも馴染めない、どっちつかずで不安ばかりだったからだと思う。夫は、エホバの証人と関わることは大反対でわたしは隠れてコソコソとエホバの人と会っては、子どもも一緒に勉強していました。びくびくしていました。

その当時は家庭を円満にするには、本当の愛を分かっているエホバの人達の考えが正しいと思っていました。イヤなことを言われても、争いを避けるように習っているので(つまり真に向き合わず)、衝突を避けてわたしは神に祈ることが愛と思っていました。だから、どんどん2人は会話が合わなくなりました。

でも、エホバの証人になることは心の奥では抵抗していて本当の意味で信仰していたわけではなく、ただ元夫と心が通わない寂しい気持ちを誰かに癒して欲しかったのだと思います。
エホバの証人で育つとわたしのように、自分の本音を押し込めて、ニコニコ笑顔で対応する気持ち悪い人間が完成します。

そしたら、次にエホバの証人よりも刺激的なものに出会ってしまったんです。それがヤバイ系のスピリチュアルだったのです。
そこで、わたしはガチで危ない人に洗脳されてしまったのです。前回、書いたようスピリチュアル系の人達とたくさん出会って、見えない世界というものが見える世界より膨らみはじめて、訳わからなようになってしまいました。

自分の人生を歩む為には、今の旦那とは離婚した方がいい。
目覚めなさい。高次元の存在が今のあなたの生き方のままでは、生まれてくるときに与えた重大な使命を果たせないから残念に思っている。
あなたが目覚めなければ、世の中の人の目覚めが遅くなってしまう。
ぼく達はツインレイだから、一緒になろう。このまま結婚生活を続けると余命4年と言われたり。
もう、錯乱状態です。
わたしは、身も心も持っていかれてしまってそのキモイ音叉ヒーラーにハマってしまったんですよ。
自分の軸がなかったので振り回されてしまい精神世界の迷子になりました。

もう、家の中も元夫との関係もめちゃくちゃのぐちゃぐちゃになって
わたしが悪いのに、旦那が悪いという世界から物事を見て自分を正当化して加害者なのに被害者ヅラして離婚しました。

本当にごめんなさい。
一番の被害者は子ども達です。あの時は、ぜんぜん分からなかった。芸能人も洗脳されたりしてますよね。あの人たちと同じ感じです。

このような洗脳をわたし2回かかってるのです。
2回とも離婚のとき、変な奴に洗脳されてるんです。その時はわたしも一緒になって変な奴になってます。

本当の愛ってなんやねん。わたしは何を探してるんや。
エホバにも、ヤバイ系のスピリチュアルにもない。

まじで、もうこの先にまた同じ過ちを繰り返さないためにも自戒の想いを込めて書いています。

つづく