堂々とサボる
夕方に仕事終えて、チャリンコをこいで
わたしは近所の居酒屋に行く。
週4で。
飲みに行くのじゃなくて
バイトね。
昔からやってる平和な雰囲気の居酒屋で
座敷や掘りごたつのある。毎日、サラリーマンたちの宴会が多い。
大学生ばかり働いてて、ワタシはその子たちの倍くらいの時間生きてる。
でも、楽しく働いてて色々と教えてもらってる。
大将が、いつも地元で取れたお刺身を
職人技でキレイに盛り付けている。
声も小さくて、控えめな人で優しい。
大将の優しい人柄に、従業員はのびのびと働いている。
ルールもない。
役割もポジションも、ふわっとしかない。
誰がどこで何をしてもいい。
堂々とサボるやつもいるし、やりたいことだけやる子もいる。
サボる子は、急にどこかに消える。
どこに行ってるのか分からない。
また帰ってきたら、「オメーどこ行っててん!」って言われても
へへって笑ってごまかしてる。
みんなが嫌がる掃除を「オメーがやれよ」とか
文句いいながら、ちゃんとやる子がいる。
なんかいい職場。
誰かの失敗も、笑いになる。
大将も調子に乗ったガキに
冗談を言われてイジられても
ニコニコしてる。
大将はお腹を空かせた男子に賄いを作ってくれる。
丼ぶり飯てんこ盛り
バカみたいにめちゃくちゃ食べる。
先日は、お客さん全員が帰ったあと
バイトみんなでせーので食べるときがあって
その時の写真。
わたしも、ごちゃごちゃ合戦に混ざって食べる。
鯵のなめろうめちゃくちゃ美味しかった。
ルールって
かっちり決めない方が上手くいくのかもね。
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