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顔と心と身体(2)

全体の形の次は五官の形

五官とは、五つの感覚器官を役職に当てはめています。

十二官、五嶽等もありますが簡単な紹介なので、ここでは割愛します。

1、目
目は観相学では、監察官と呼ばれます。
東洋医学では、肝気(肝臓機能のエネルギー)が放出される場所(あな)。
目の中央、虹彩のしまり具合は心腎の状況。
目の焦点がしっかりしていると、外界の状況を良く観察できます。強すぎると自身のエネルギー(心、肝)が強すぎる状態。若い人は白目が青いとエネルギーが鬱積してます。
医療従事者はこのコントロールは必須。惻隠の心が現れます。


2、耳
耳は観相学では、採聴官と呼ばれます。
東洋医学では、腎気が放出される場所。

漠然と聞いている時には腎気が関係しますが、注力して聴く際には心、肝の気が働いています。

智力と寿命に関係する場所なので、耳上が尖ったり、聳えていれば、智力が高かったり運に恵まれ、耳垂(耳たぶ)が大きければ、寿命が長い可能性があります。六十而耳順とは孔子の言葉ですが、自我をコントロール出来ている証左でしょう。

3、鼻
観相学では、審弁官と呼ばれます。

東洋医学では、中央土となる脾のある部位ですが、機能的には肺となります。

良く鼻が高いと言いますが、聳え方によっては自尊心や傲慢さを表し、丸みがあると腰の低さ、受容能力の高さを現します。

また、鼻の穴が大きいと収入も大きい可能性がありますが、鼻の穴が前を向いてると出費も莫大になる可能性があります。

4、口
観相学では、出納官と呼ばれます。

東洋医学では、口唇として、鼻と同じく脾が関係していますが、歯は腎、舌は心が関係しています。

良く食べる、良くしゃべる等はこの部位の発達如何によりますので、口唇が四角く、口角が少し上がっているのが理想。口角が下がると、入る食物も少なくなり、出る言葉もマイナスになりやすいので注意が必要です。

5、眉
観相学では、保寿官と呼ばれます。
東洋医学では、肺が関わる部位。
眉尻は大腸(肺の表)の加減が出やすい為、
眉尻の毛が逆立っていると頑張りすぎてます。
全体的には流れるように素直だと人生も卒なく楽しめ、逆立ちや毛羽立ちが多いと大変な局面があります。
眉の中に黒子があると、それに該当する年齢で大金が入る可能性があります。(*´艸`*) 

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