五味と感情(1)
東洋医学には五味と言う一括りの考え方があります。
酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ、塩辛さ)です。
これが、五臓をそれぞれ滋養していると言うのが基本となってます。
こう言われても雲を掴むようなもの。
本当にそうなの?
自分で体験しないと気が済まない私は、これに感情(東洋医学では七情と呼ばれます)を加えて感じ、考えてみました。
先ず、普通の生活では、何かを考え、行動し、その結果、考え通りに行けば達成感や安堵感となります。
考え通りに行かなければ、再度思考するか、落ち込むか、思考するまでは行かないけれど次の行動までのやる気を蓄えます。
つまり先ずは思考。考える事が大切で、考える為のエネルギーは食べ物を胃に蓄える事から始まります。その象徴が甘味。
甘味が欲しいときは、
何かを我慢している
次の行動の準備をしている
怠惰に耽っている
心か身体に痛みがある
思考しまくっている
この辺が自分を知るきっかけになるキーワードです。
そして甘味を取ると言う事は上記の行動を加速させています。
あくまでも量や質で個人個人違いますので、自分はどうだろう?
と、考えるのが大切です。
写真は大棗(タイソウ)、なつめです。