養生訓巻五 二便 鳳凰堂流解釈④
原文を現代文に改変
日月星辰、北極神廟に向かって、大小便すべからず。又日月の照らす地に小便すべからず。
凡そ天神、地祇、人鬼恐るべし。あなどるべからず。
鳳凰堂流意訳
灯りが灯っているところや、敬うべきところへ向かって大小便してはいけない。
天神、地祇、人鬼という考え方を侮っていると痛い目に遭う事は疑い無い為、恐れるべきである。
鳳凰堂流解釈
明るい場所や空に向かって小便をするのは、天に唾を吐いているようなもの。
現在の日本ではトイレがある為、このような行為はほとんど見受けられませんが、
心しておく事が大切です。
養生訓巻五 二便 鳳凰堂流解釈 終