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7月2日〜半夏生
夏至から約11日目、6日間位までを雑節として半夏生(はんげしょう)と言います。
太陽黄経約102°、夏至と小暑の間。
漢方を知っている方は、なじみのある名前、半夏。
サトイモ科カラスビシャクのコルク層を除いた塊茎。
薬徴には、嘔吐を治すとされ、体内の水分を取り除く作用があると言われています。
小青竜湯、半夏厚朴湯、半夏泻心湯等に含まれています。
痰、咳、喘息等も気が逆流する作用は似ている為、止咳平喘薬と言う大きな分類がなされたり、
冷えた痰を除く作用があると言う事で、温化寒痰薬と言う分類がなされたりしています。
温性で辛味があり、脾・胃・肺に影響がある生薬。
日常の食材では大葉、紫蘇、香菜等が近いです。
半夏自身は単味で使うとえぐみが強いので、生姜等と組み合わせる事が多い為、夏場冷たい物を摂取し過ぎた後などには、紫蘇と生姜を組み合わせた料理がこの時期には適しています。