知っとく石巻弁2
仙台藩祖・伊達政宗の正室は、かの有名な愛姫(めごひめ)です。たいへんかわいらしくしかも聡明で、賢妻の誉れ高い有名な方でした。
メンコイは、メゴシがもともとの形で、かわいらしい様子を表す形容詞です。万葉集にも「妻子みれば、メグシうつくし…」とあるように、奈良時代以前から使われていた古い言葉です。
メグシはメゴシと音が通じ、訛ってメゴイ、メンコイ、さらにメンケともなります。「メンコイ赤子だごだ、ホラホラおんこーと」などと、女の子や子供、また小さい動物などにも使われます。
さらに、かわいがるという意味でメンコメンコスル、かわいがっている子供という意味で、メンコなどとも言います。「俺いのじょっこメンコ」などという表現が懐かしいですね。
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