仙台藩祖・伊達政宗の正室は、かの有名な愛姫(めごひめ)です。たいへんかわいらしくしかも聡明で、賢妻の誉れ高い有名な方でした。 メンコイは、メゴシがもともとの形で、かわいらしい様子を表す形容詞です。万葉集にも「妻子みれば、メグシうつくし…」とあるように、奈良時代以前から使われていた古い言葉です。 メグシはメゴシと音が通じ、訛ってメゴイ、メンコイ、さらにメンケともなります。「メンコイ赤子だごだ、ホラホラおんこーと」などと、女の子や子供、また小さい動物などにも使われます。 さらに、
知っ得 石巻弁 2 メンコイ 仙台藩祖・伊達政宗の正室は、かの有名な愛姫(めごひめ)です。たいへんかわいらしくしかも聡明で、賢妻の誉れ高い有名な方でした。 メンコイは、メゴシがもともとの形で、かわいらしい様子を表す形容詞です。万葉集にも「妻子みれば、メグシうつくし…」とあるように、奈良時代以前から使われていた古い言葉です。 メグシはメゴシと音が通じ、訛ってメゴイ、メンコイ、さらにメンケともなります。「メンコイ赤子だごだ、ホラホラおんこーと」などと、女の子や子供、また小さい動物
知っ得石巻弁 1 イズイ 平成20年11月掲載 石巻弁のルーツを探る旅の第一回目は、何と言っても石巻弁の王様イズイです。 これは、「怨ず(うらむの意味)」が語源といわれており、室町時代後期の日葡辞書に「エズイ(訳)恐ろしくてぞっとするようなもの」と形容詞となっています。江戸時代には俗語として広く使われるようになりました。 石巻弁では目や靴にゴミが入ったときの痛がゆい感じ、違和感を表現する言葉です。「目さゴミ入ってイズクテわがんね(大変だ)。」と表現したり、偉い人や窮屈な人が
石巻日日新聞に300回にわたって連載した〝知っ得石巻弁〟を公開します。関心のある方はお読みいただき感想をお寄せ下さい。