受けた人ほど早死にする 「五大検診」は病人狩りビジネス! 1人間ドック2脳ドック3ガン検診4メタボ健診5定期健診―今すぐやめなさい 船瀬俊介
現代医学の問題点・嘘を暴いてきた著者が、五大検診に的を絞ってまとめたもの。
・正常の基準値は癒着した厚労省と学者と製薬会社が自分達の利益になるように決めたデタラメなもの
・レントゲン検査の誤読率の高さと再現性のなさ
・高額医療機器の投資回収のために不要な検査を勧める
・X線などの検査により病気になる
・早期発見後の投薬治療や手術で逆に寿命が縮む
・ガンの定義は存在せず、医者の裁量で医者の好きなように決められる
・「検診を受けると寿命が伸びる」というデータは存在せず、逆のデータはあるが隠蔽されている
・検査で小さなガン(本当はガンではない)が発見されると気落ちして免疫力が下がる
・PET検査単独では85%のガンを見逃される
・PET検査では放射性物質を血管内に入れる!
・PET+CT検査で最低10~20ミリシーベルト被曝する
(福島の10マイクロシーベルト/hの高汚染地帯に40日間いるのと同じ!)
・胃がんのバリウム検査は3分間ほどX線を当てっぱなし
要約
1. 精度の低い検査で放射線を浴びてガンにされ
2.検査により意図的に低く設定された基準値により病人と認定され
3.治療と称して寿命を縮めるための投薬・放射線治療・手術などを施される
検診が、病人を作り出し、医療漬けにするための巧妙な仕掛けであることを、この本を読めば確信できるはずだ。
役に立たない医療に大事なお金を使わず、寿命を縮めないための必読書である。
【感想・行動】
5年前に読んだ時はとても衝撃的でした。今までの常識、価値観がひっくり返りました。それまで毎年苦しい思いでバリウム飲んで放射線たっぷり浴びて何の疑問も抱かなかった。それから検診での胃と肺のレントゲンは辞めました。
医者はすぐにCTを撮りたがりますがCTの被爆量の説明はありません。何故?
健康診断で基準値にいないと異常とみなされ再検査で更に被爆して薬漬けにして。でもね、基準値って何?って疑問に思いましょう。それぞれ個性があるのだから、数値も個人差があって当たり前。例えば下戸といくら飲んでも酔わない人。どちらも正常ですよね。もしこれを数値化して健診項目に上がればどちらも異常数値でしょう。とにかく疑問を持つという大切さを学びました。日本人は素直なのが美徳なのか鵜呑みにしすぎてしまうわけで。捉え方はそれぞれいいんだけど是非、読んで欲しい一冊です
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