小・中・高に通わずに大学へ行った私が伝えたい 不登校になって伸びた７つの能力 母・吉田晃子 娘・星山海琳
不登校はいけないことではなく、治すことでもありません
小学校１年生から不登校
６歳ホームページ作成
11歳写真の個展開催
14歳起業
16歳までに世界28ヶ国を旅
学校教育って何だろう？
もっと早くこの本に
出会いたかったな。
植え付けられた価値感は
正しいのか？
色々考えさせられる本です。
海琳さんが得た7つの能力
「学力」
「行動力」
「自己管理力」
「コミュニケーション力」
「集中力」
「自己肯定力」
「考える力」
■大学へ行きたいと思った！
高卒認定試験受験の為に
小・中・高12年間の勉強を
2ヶ月半で詰め込んだ。
やりたい!と思った勉強だから
とても楽しかった。
九九も言えなかったけど
小学校算数は3日でマスター。
17歳の理解力・経験が
あるから覚えるのは簡単。
幼い子どもに浸透させ
詰め込むには6年掛かる。
国語・現代社会は全く勉強不要。
読書が大好きだから。
■不登校すること自体に
善い悪いの価値はない。
子どもにとって心地良さを
与えられるのは家庭を
愛し子どもと対等に
育ちあっていく親の存在。
■勉強しないだけで
したいことをすることで
何かを学んでいる。
他者の学びを奪う権利は
誰にもない。
大切なのは勉強させる
ことではなく
いつでも誰でも
自分にとって必要なことを
学んでいることに気づくこと。
■「学校へ行かなくていいけど
勉強はしようね」では
意味が無い
将来役立つ勉強は
今は役に立たないもの。
子ども自身が今必要ないと
判断してるなら大人が
強要する必要はない。
■24時間自由に使っていいと
言われたらどうしますか？
時間を自分のものとして
管理する能力なら他人に
指示され続けてきた人より
ちゃんと身につく。
自分で判断出来るようになる。
本来しなければ
いけないことなどない。
１分１秒全て自分のもの。
■６歳からお小遣い月5000円
金銭感覚は実践でしか
身につかない。
スタート早ければ
成熟する年齢も早い。
最初はあっという間に
使いきってたけど、
そのうちコンビニより
スーパーが安い。
まとめ買いが得。と気づく。
お釣りの確認も怠らない。
出来ないからまだ早いではなく
出来ないことをするから
出来るようになる
■強制、指示されない
子どもは自分で考えて
動くようになります。
そうしなければ
やりたいことがあっても
何も始まっていかないからです。
自分の欲求、正解、願望、
損得を自分で把握出来る。
自分で判断して
決めたことだから
不都合なことになっても
自分で責任がとれる。
■学校へ行かずに社会性は
身につきますか？という
質問をよく頂く。
「あなたにとって社会性の
定義とは？」
学校は小さな社会と
言われますが結構異様な
社会です。
実生活で同じ世代・
同じ地域の人だけの
交流は有り得ない。
社会性があるとは
社交的なことでなく
社会の中で生きるのを
恐れていないことだと思う。
学校へ行くのが
正しいと思う人も
正しいです。
それがみんな同じである
必要はない。
相手の正しさを
自分の正しさで
塗り替える必要もない。
■「学校へ行かないと、
友達が出来ないのでは？」
友達は多い方がいいという
勝手な価値観
友達は作るものでなく
出会うもの。
ひとりでも全く問題ない。
■抑圧されないと反抗期はない。
反抗対象がないから。
抑圧がなければ自分の力で
伸びたい方へ伸び、
自信も深まる。
失敗も成功もその過程も
全て自分のもの。
考えも判断も決定も行動も。
■学校で学びたい人は
学べばいい。
それは当然楽しい。
学校で学びたいと
思っていないのに、
他の選択肢を知らされないまま、
暇も隙も与えられないまま
そこにいる子は楽しいのか？
■不登校の子が人生を
楽しめるかどうかは親次第
親に従わないから
子どもに失望する。
不登校は、教育とは
何なのかを自分で考える
いい機会。
他人の評価を受けずに済む。
個々の才能を
開花させるチャンス。
親が子どもにする援助は
「自由を奪わないこと」
【感想・行動】
いやぁ。
ほんま、同意することだらけです。
今の教育は
猿・象・亀・鯛に
木登りを教える教育。
登れる人は高評価
登れない人は低評価
我が家の場合娘は猿。
息子は鯛
海なら大活躍。
大人になってからの
勉強が楽しいのは
好きなことだから。
ではなぜ 子どもには
その自由がないのか？
常識というものを
疑うことの大切さを
改めて感じた。
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