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エスキス用紙の使い方

こんばんは、箒です🧹

そろそろ資格学校へ通う人は初回の講義を終えて
自分でエスキスを始める頃だと思います。

バカでかいA2の用紙が配られますが
使い方は固定できていますか?

もし決まっていなくて毎度使い方がバラバラの人は
固定して使った方がいいです。

今日はエスキス用紙の使い方について
お話していきます。


使い方を固定する理由

まずなぜ使い方を固定するのか
それは情報を見失わないようにするためです。

こちらは私が本試験時に書いた
実際のエスキス用紙です。

詳細は後日別の記事でまとめる予定ですが
私の使い方として左上にその課題で必須となる
情報をまとめて書き出しています。

こうすることでエスキス中に条件を変えたり
途中で迷った際に左上のまとめスペースを見ることで大切な情報を見失わないようにしていました。

言わば、その課題の拠点作りです。
拠点に戻れば守らなければならない法規や
外部施設のサイズなどがまとめてあるので
いちいち課題文を見返さなくてもいいようにしていました。

作図時のエスキス用紙はどう使う?

次に作図時のエスキス用紙についてです。
作図の時はなるべく見なくても作図出来るくらい、自分の計画を暗記していることが望ましいですが
それでも何度かはエスキス用紙を見なければ作図はできません。

その時、でかいA2サイズのままだと
すごいスペースを取り邪魔になります。
なので作図の時にはエスキス用紙を2回折り
A4のサイズになるようにしてエスキス用紙をチェックしていました。

A4サイズに収まるように

A4サイズでチェックするにあたり
大事なことが一つだけあります。
それはA4の用紙の中に自分のプランが全て収まっていることです。

A4に折っても1、2階は同じページだけど
3階はまた違ったページを見ないとプランが分からない…そのような使い方だと非常に不便です。

そのためにもA4に1/400のエスキスが
おさまるような使い方を心がけていました。
(建築士試験で出題される規模だと
だいたいA4に3平面おさまるサイズです。)

用紙を使う順番

最後に用紙をどのように使っていくかです。

最初にお伝えしたように
エスキス用紙の左上は必ず法規制のチェック等に使っています。そして先程お伝えしたように1/4の部分には1/400のプランがおさまるようにしたいところ…
そうすると残りは約2/4(1/2)ということになります。

この残りのスペースをどのように使っていくかを考えていないと最後おさまらない。1/400を書くスペースが無くなった。ということにもなりかねません。

こういった最悪なケースを避けるためにも私が行っていたエスキス用紙の使い方を参考として紹介させていただきます。

まず1つ目、エスキスが超素早くまとまった場合

・左上は法規制固定
・法規制の余ったところにチビコマ、倍コマ検討
⬇️
倍コマでまとめた内容を左下に1/400を清書をする。

次に2つ目、エスキスが少し長くなった場合(標準)

先程の1つ目は極めて稀なパターンで
だいたい2つ目のパターンになります。
(本試験でも2つ目になった)

工程は1つ目と変わらずチビコマ、倍コマの
検討が少し長引いてしまったために
1/400の清書位置が1つ隣にズレています。

最後に3つ目
エスキスが全くまとまらなかったパターン

ここまでいくとおさまるかどうか心配になりますね。
しかしここまで行くのは最悪の場合です。
たいてい2つ目までで完結するので大丈夫…なはず
3つ目まで来てしまう=根本的にどこか間違えている可能性があります。

その場合はいくらチビコマでグリグリ検討しても
まとまらない可能性が高いので最初から条件を見直してみるなどが必要になるかもしれません。

最後に

最後にポイントをまとめます。
・左上上に拠点を作る
→迷ったら戻ってくる
・1/400のエスキスはA4サイズにまとめる
・用紙の使い方は固定化する

毎度バラバラな使い方だと検討漏れなどに
繋がる可能性があるので本試験までの間に
自分の使い方は固定化して毎度決まった方法で
エスキスを行うようにしていきましょう。

誰かの参考になりますように

箒🧹

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