誰が使う?どう使う?
こんばんは、箒です。
今日は、私が設計製図試験受験時の2年目で
やってよかった過去問研究について紹介します。
受験生の皆さんはご存知の通り
試験元のホームページで過去10年分の
標準解答例をダウンロードすることができます。
試験元も
標準解答例は、試験の透明性を高めるとともに、建築士を志す者に対して、習得すべき知識及び技能(一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。)の目安を示す資料として、当センターに設置された試験委員会で作成されたものです。
と書いているように今年度の受験にも参考となる資料です。
ではどのように活用すればいいか。
もちろん毎年課題は変わるので過去問を
全てマスターしていれば今年の試験に
必ず合格できるというものではないです。
ただし研究することで今年の本試験で
エスキスをするうえでのヒントになるかもしれないので研究することは決して無駄にはならないと思います。
これからお話しする内容はあくまで
一、受験生の経験談になりますので
一つの参考として見ていただければと思います。
過去問研究例
①アプローチ
一つ目はアプローチ計画
エスキスを進める上で一番に考えるべきな項目です。
主要な出入口はどこに計画すべきか
どちらの道路に面して計画するか
この選択を誤ると計画が大きく変わります。
課題文の中にはヒントになる言葉が含められている
可能性があるので、過去の標準解答例と課題文を見て自分ならどこに出入口を計画するかを考えるだけでも練習になりました。
②テラス等の扱い
二つ目はテラス等の扱いです。
地上に設ける場合と屋上に設ける場合がありますが
このテラス等もどこに設けるのか
誰が使うものなのかの認識を誤ると
自分の計画を苦しめる要因になります。
例えばR4年の事務所ビル
シェアオフィスの利用者が休憩等に利用する屋上庭園〜
と課題文では記載されておりシェアオフィス以外の
利用者が自由にアクセスできる共用部から出入する
計画だった場合、大減点or失格案件だったのではないかと言われています。
場所等の指定がなければどこに設けてもいいものですが誰が、どこに の指定がある場合は要注意です。
③設備関係
私は設備関係の実務が全くなかったため
PS、EPS等がどこにあるべきか、どれくらい必要かが受験一年目には全く理解できていませんでした。
そのヒントとして標準解答例の
設備計画を参考にしました。
どこに計画しているかを確認するだけでも自分の計画のどこに計画すべきかが見えてきます。
終わりに
今回は少し短めになりますが以上です。
試験元が掲載してくれている標準解答例を参考に
自分の武器にして今年度の試験を優位に進めましょう
誰かの参考になりますように。
箒🧹
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