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8月に買った本(の一部)

今回も買った本の報告。今回は19冊+αを紹介。実はまだもう少しかった本もあるんですが、すでに多いのでこれくらいで留めておきます。あと、京都でおすすめのピッツェリアなんかも紹介しています。


鴨葱書店にて

今度イベントするんですけど、実は読んでいなかったので買いました。

この本に対する感想はイベント概要に多少書いているのでご覧あれ。小川さんからは『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』の話になるかも。


Amazonにて

・『AERA』2016年8月1日号

長らくBRUTUSの編集長を務められており、現在はマガジンハウスの取締役でもある西田善太さんとの対談があり、そのために「現代の肖像」という連載に登場していたと聞き、AERAのバックナンバーを入手。300円台で電子版が買えるのはいいですね。

西田さんとの対談は、アーカイブが買えるので、ご関心あればぜひ。

ゲストの西田さんは、雑誌「BRUTUS」の編集長を14年以上にわたって務めた中で、珍奇鉱物や珍奇昆虫など、濃密で偏愛的な特集を多数手がけてきただけでなく、養老孟司さんや村上春樹さんなど、周囲の共感に関わりなく自分の関心を育ててきた人々を数多くとりあげてきました。「偏愛」を切り口にした本対談のお相手として、まさに適役な方です。
イベントではお二人が遭遇してきた、世の中の空気を飄々と裏切る魅力的なアウトサイダー(逸脱者)を語り合うことから始めながら、現代において「偏愛」がなぜ必要なのか、どうすれば見つかるのかなどといった話題について掘り下げ、語っていただく予定です。


・三中信宏『進化思考の世界:ヒトは森羅万象をどう体系化するか』NHKブックス

三中さんは生物学における「分類」を扱っている学者さん。2010年代後半くらいからよく書店で見かけるようになりました。今準備している本の関係で、分類について考えていることもあって、三中さんの本をぼちぼち読んでいます。


・松岡圭祐『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論』I, II, 角川文庫

元々はコミカライズを読んで気になって購入。1億円プレイヤーのエンタメ作家が書いたミステリなんですが、主人公が純文学好きのラノベ作家で、作中でも文学談議がたくさん出てきます。最初の事件では、太宰治や芥川龍之介がよく出てくるかな、という感じ。


・トム・ヴァン・ドゥーレン『絶滅に向かう鳥たち:絡まり合う生命と喪失の物語』青土社

一つの種が絶滅するとはどういうことか。ダナ・ハラウェイ氏、マーク・ベコフ氏推薦。
絶滅とはある特定の種の最後の一個体が死ぬことを意味するのではない。絶滅はそのはるか前からなだらかに、しかし着実にはじまっているのだ。絶滅の過程にいる種と人間はいかなる関係が結べるのか。消えゆく種に配慮するとはどういうことか。絶滅の過程で人間が負いうる義務とは何か。すでに多くのことが語られてきた絶滅をめぐる問題を、絶滅にむかう五種の鳥たちの生から問い直す。解説・近藤祉秋

商品説明より

ね、面白そうでしょ。というわけで買いました。


・ニコラス・カー『オートメーション・バカ:先端技術がわたしたちにしていること』(青土社)

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