結わえるというのは、紐などを絡み合わせて繋ぐ意味や紐などを使って何かにくっつけて離れないようにするという意味で使われます。
縛るや、くくる、というのも近しい言葉ですが、何か強制されている感じや苦しい感じがします。
ここにくっつけておきたいというような
自身の希望も孕んでいるようなのが
結えるという感じに思えます。
ところで天中殺と言われる時期は社会への繋がりを示す東と未来を示す南が欠ける、や、時間と空間が不自然融合している、つまり前進力がなくなったり、進んでも不自然になりますよという時期であると言われます。
自然の法則の中にこれが含まれていたり、
天中殺に欠けがあることを考えると
それが自然な事で、時間と空間の中でやんわり「結えられて」いて、ゆらゆら流れに翻弄されるのが運命や運勢なんだと考えています。
あまりにも宿命を外れると結えられてた糸が切れるように大きく運命の濁流に飲まれたり、
それがなくなる天中殺もまた自由ではあるが故に大きく上がりもするけど大きく下がるというものなのだと感じますが。
自分の宿命から外れない、結えられているということはある種の安心であり、
人のご縁などを通して結えられて
その時間を一緒に過ごすものなのかも知れません。
だめだと言うと人はやりたくなるものですが、
やりたいからやるではなく
腹を括って勝負する気概と軸をもってしてやるからこその自由で、まだ軸ができてない、向かう方向が定まらないからこそ、上手に身を結えていくことが必要なのだと思います。
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