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運命?いや…私は、神様に遊ばれてると思う
タイミングとは、なぜこうも重なるのか。
忙しくて手が開かない時に、いつもなら来ないような仕事が来たり
何気ない日常のはずなのに、急に人がどこからともなく集まったり…
別々にやってくるなら、心の準備も対処もできるというのに
同じ時期に押し寄せる流れとは、一体何なのだろう。
これは神様のいたずらか?と、常々思うが
一向に解消も解決もされない思考を繰り返している。
そしてまた
そんな解決されない思考を巡らす日が来た。
ある日、妻が私の部屋にやってきた。
「テレビが壊れた」
少し慌てた様子の妻に促され、リビングへ向かう。
そこには、完全に映らなくなったわけではないものの、
画面が乱れ、見づらくなったテレビがあった。
よりによって、なぜ今なのか。
なぜなら、つい先日、タンスを新調したばかりだったのだ。
大きな出費をしたばかりなのに、ここでさらにテレビまで買い替えなければならないのか。
製造年を確認、2008年製。
…もう十五年以上も頑張ってくれていたのか。
むしろ今までありがとうと言うべきかもしれない。
ただ…タイミングが今じゃないと思う。
けど、今までありがとう。
とはいえ、新しいテレビは買わないといけない。
我々夫婦は見ないが、子供たちにとっては必要。
スマホの画面よりテレビの画面ということで
新しいテレビをネットで調べる。
チューナーレスや4K・8Kといった最新技術が次々と目に入る。
だが、2008年のテレビを使い続けていた我が家にとっては、
どんなテレビを選んでも画質の向上は間違いないだろう。
ただ購入するとなったら、実物は見てみたい。
ということで、家電量販店へ向かった。
店内に並ぶテレビはどれも驚くほど綺麗だ。
4K、8K、動きの滑らかさ
店員の説明を聞くが、どれを見ても素晴らしい映像に変わりはない。
スペックの違いがあるのだろうが
どれも一緒に見えるから、なんで値段が違うのか理解できないので
サイズだけ決めて、一番安いのにしようと決め家に帰った。
そして帰宅後、早速ネットで最安のテレビを調べる。
候補に挙がったのは中国製。
耐久性に一抹の不安を覚えたが
ここまで色々行動を起こして、購入しないのはなんか嫌なので
私は妻に購入手続きを任せ、私は部屋に戻った。
数時間経ったパソコンの画面は、妻に呼び出されたまま。
続きの作業でもと思った時、また妻が部屋に入ってきた
「テレビが直った」と
また急いでリビングへ戻ると、確かに先ほどまで不調だったテレビが、
まるで何事もなかったかのように映っていた。
髪のセットが決まらず鬱陶しく感じ、
ついに美容院の予約を入れた途端に髪が思い通りに整う
そんな経験をしたことがある人もいるだろう。
それと同じように、テレビも機嫌を直したらしい。
とはいえ、再び壊れる日は必ずやってくる。
数日後か、数週間後か、それとも数年後か。
ここで再び悩むのも面倒なので、
このまま購入してしまうべきかと妻に相談した。
しかし、彼女は言った。
さっき購入手続きして、爆速でキャンセルした…と
理由は単純
嫌なタイミングは重ねたくない
これを“先延ばし”と言うか、回避と言うかは、その人自身の考え
そして“回避”を選択した
そしてそして…この嫌なタイミングの流れを断ちたいとのこと
間違いない
嫌な流れは自ら断つのが一番だ
我々家族は、いずれ訪れるテレビの故障に怯えながら
これから日々過ごしていくのが決定した。
はずだったのに…
その数時間後、今度は私のゲーム専用のモニターの音量が出なくなった。
これもすぐには直ったが…
やっぱりタイミングは重なる
そして私だけ2台のモニターがいつ壊れるか
怯えながら生活する羽目になった…
神様、この嫌な流れを断つ方法を教えてください!
っていうか、タイミングを重ねて遊ぶのやめてください!
※この記事は、2月5日 7時30分ごろに公開しました。
そして2月5日 8時30分 テレビをつけたら、また見にくくなってました。
今現在、また直ることを祈りつつ、購入検討中です。
この記事は随時、編集予定です。