
健康診断前の“悪あがき”から学んだ、予期せぬ眼科の教訓
私は、健康診断の直近に数日だけ食事を減らし
少しでも体重を減らそうとする輩…主に女子ね
そして数日だけ酒を減らし、偽りの健康を装い
健康診断へ挑む輩…主におじさんね
そんな健康診断直近ジタバタする人、悪あがきをする人を多くみてきた
そしてそういう人達を見て、いつも思っていた
はぁ??と
いや、テスト勉強やないんやからと
酒を控えるとかは健康診断を受ける前日の
お決まりだからいいけど
数日減らして何か変わるか?と
たかが数日で、蓄積されていた血液に何か影響出ると思ってんかと?
あと体重ね
誰もお前の体重なんて気にせんと
なんで普段の体重を気にせんからそんなんになってるのに
健康診断の体重がそんなに気になってんか?と
ありのままの自分に自信ないからの行動だろうが
そのありのままを診てもらって
そして不具合があれば改める
その為の健康診断ちゃうんか?と
今、鏡に写っているお前の姿
そしてお前に流れている血は
普段、お前が望んでできた体
そう!結果の現れ!今のお前の全てなんだよ!
それを偽って健康診断を受けるやつは
健康診断で酷評されて日常を改めろ、ばか!
と、思いつつ
そういう人を見るたびに蔑んでいた
だから私は絶対に、直前でジタバタするような
悪あがき人間にはならなぞ!
そんな強い意志で健康診断にも、普段の生活にも挑んでいる
と、思っていたが…
そんな私は年齢的に
区で行われている無料の眼科検診なるものを受ける事になった。
初めて受ける目の検査
もちろん普段の自分を見せるつもりなのだが…
昨日から左目の様子がおかしい…
涙が止まらず真っ赤っかなのだ。
もしかしたら昨日のハードすぎる1日を過ごしたせいかもしれない。
前日、何が起きたかはこちら
とにかく原因もわからず、私の左目が故障した
いつもなら風呂入って
寝れば治るかなぐらいで過ごすが…
目の赤さがいつも以上に赤過ぎて
明日の検査は…日を改めた方がいいのか?
そう思ってしまった。
今まで、ありのままを見せろだの
前日に悪あがきする奴はチンケだ!
そう思って生活していただけに
検査日程を改めるのは…気が引ける…
しかし!しかしだよ!
この状態ってベストコンディションじゃないのよ。
普段の状態を見せたいけど
この左目イレギュラーなのよ。
別に健康な検査結果を得たい訳じゃない。
普段の状態で健康か不健康かしりたいんよ。
と、自問自答を繰り返す
そして悩んだ結果…
寝て起きてから判断しようと決めた。
そして朝、左目の異常すぎる状態で目が覚める
目が…開かない?
目ヤニで完全に封をされてる?
これはヤバいかも…
起きて目を洗い、目ヤニを落とし
なんとか見れる状態になり鏡で見た結果
昨日より赤みが増してる!
この赤みは…初めての経験かもしれない
今、鏡に写っている姿は
普段、お前が望んでできた状態
結果の現れ!今のお前の全て!
そう思っていたのが、完全に今
ブーメランとして突き刺さる
逆に、これで行ってもいいもんか?
赤いだけで見えないわけじゃないから
検査はできそうな気もするけど…
まぁ、行って病気ならその場でなんか言ってくれるだろう
あれ?もしかしたら無料の検診だから
この異常事態も無料で見てもらえるかも?
だったらラッキー♪
そんな望みを持って眼科へ
この赤い目で手続きしても受付で何も言われない
言われはしなかったが
私の左目をみて、若干ではあるが
変な間が空いたのは気になったが…
そして名前を呼ばれ突入
検査してくれる人が2人いた
その検査員の人も検査前に
私の左目をみて、若干ではあるが
変な間があいたが検査をしてくれた。
初めは機械を使って、目に風を送ってきた
普通に目に不快を感じる。
そして次の機械に移動して目を当てると
中で気球が写ってて
それをただただ見つめるという謎の検査。
その後、もう一人の元へ行き視力検査。
私はこの視力検査が苦手。
どこが空いてるか分かってても
上・下・左・右が咄嗟に言えない。
なんかすぐ応えないとと焦ってしまい
言葉が出ないから毎回、指差しで伝えてしまう。
これが地味に恥ずかしい。
そんな羞恥心を抉られながら、今回も指差しで伝える。
時にはレンズを入れて
これならどう?なんて言われながら視力検査を終えた。
そしてまた受付に戻り、また呼ばれるのを待つ。
次は問診。
検査もスムーズに受けれたので
このまま行けるかと思いながら
呼ばれたので先生の元へ。
その先生は私が部屋に入るや否や、私の左目をみて
若干どころかずっと見つめ
席に座る前に「それどうしたの?」と聞いてきた。
初めての問いかけにちょっとしどろもどろになりながら
もしかしたらゴミが…的な事情を説明。
そして先生は黙って見つめたのち
私に二択を迫ってきた。
①その目では検査を受けれないかもなので日を改める(無料)
②今、治療の検査をする(有料)
そう、2択とも眼科検査を受けれない選択
先生曰く
もしかしたら今、眼科検診の続きを受けれるかもしれないけど
十中八九、今見た感じ検査は無理。
で、その目がどういう状態か診ると
普通に病院に来た感じになって
薬も出てお金が発生して治療になる…と。
あら…診察は無料ではないのね。
で、お金の話より、もっと重要な問題発生とのこと。
この区の検査は今月まで。
そして今日は29日。
今月は30日まで。
明日に治ってたら無料検査できるけど…おそらく無理。
で、年齢的に目の異常とかが出やすくなるから
眼科検診は受けてほしい。
けど、期間を過ぎたら有料になる。
どうする?…とのとこ。
要するに
①その目では検査を受けれないかもなので日を改める(有料)
②今、治療の検査をする(有料)
なんだそれ!
結局、金の問題じゃねぇか!
こっちは無料って聞いて来てるのに、もう金とるの決定かよ!
って、言いたけど無理よね。
わかるもん、左目がおかしいことぐらい。
それに期間終了間近なのは
連絡するのがめんどくさくて先延ばしにしてきた結果だから…
ありのままの自分
この状態を望んだ結果、期間終了のお知らせ。
なので先生に相談
今日、無料のつもりで来てるのであまり持ち合わせがなくて
えっと…診察のお金…おろしてきていいですかと。
後でいいと了承を得て、先生は速攻で検査。
あっち見てこっち見て言われながら、検査してもらった結果
ウイルス性の結膜炎
要するに【はやり目】
しかもその【はやり目】が現在、大流行中とのこと。
空気感染はしないけど、目を触った手て何か触って
それを誰かが触ってその手で目を擦ると…感染。
それぐらい強いとのこと。
だから家族がいるならアルコールを駆使して
細心の注意で生活するようにとのこと。
そしておそらく今は左目だけど
そのまま右目にも移るかも…だって。
そう告げられて元にいた受付へ
しかし…他の待っている患者さんとは遠く離れた場所に
丸椅子を用意され座らされ待たされる。
感染症による、軽めの隔離
コロナ以来の別働隊。
懐かしさと切なさが募る。
そしてお会計の時間が来て、目薬と料金を聞く。
ギリギリ持ってたお金で済んだのでそれでお支払い。
お金を受け取る取り皿には
除菌シート的なのが敷かれていた、
あぁ、私の持ってるうウイルスって
結構やばい奴なんだと改めて実感。
そして帰宅。
家にいた妻に眼科検診を中断されたことを告げ
自分の目のことも伝えた。
家にある全てのアルコールを目の前に出してもらい
一定の距離をとって生活する。
まぁ、危ない状態と知れてよかった。
放置してたら家族全員、目が赤くなる可能性大
クルタ族じゃないんだから…
それにしてもいい勉強になった。
健康診断は受かれるとは限らない。
前日、いや数日前から健康診断を受ける準備しないとな!
今まで心の中で【悪あがき】と、蔑んできた方々
ごめんなさい!
これからは受けるための悪あがきをします♪
ちなみに…
ちゃんと右目も真っ赤っかになりました。
ウイルス、恐るべし!