見出し画像

なぜ体に良い料理を作ろうと思ったのか?私の病気の話。VOL.2

・大学病院

そして大学病院で診察してもらった結果、消去法ではありますがコリン性蕁麻疹の可能性が高いのではという結論に達して、治療をしはじめました。
大学病院では、ステロイドを中心に色々な薬を飲みました。
ステロイドの副作用で食欲が増し、暴飲暴食をし、体重が増え、肌荒れを起こし、顔はニキビが多くできました。
見た目が悪くなるのは予想以上にこたえて、とても落ち込みました。
痛みもなくならず、ステロイドを飲んでも自分の中では効いている感覚はありませんでした。
自分の体が自分のものじゃないないかのように、体調も悪くなりました。
大学病院に通う交通費、検査や薬が増えることで医療費が高くなったため、お金を稼ぐために短い時間のバイトもはじめました。

・尿路結石

画像1

この時期に、いきなり味わったことのない腹痛に襲われて、救急で病院に行った所、尿路結石でした。
数日入院して、退院はできたのですが、今までの食事も乱れていたため、複数の石が残っているから、今後もなる可能性が高いと言われました。
心身ともに限界だったんだと思います。

・人に伝える難しさ

画像2

バイト先でも、自分の病気の症状を伝えるのが難しく、しんどい時にしんどいと伝えられず、仕事を終えて疲れでぐったりして寝てしまう生活を送っていました。
医療費を稼ぐために、仕事で疲れて何やってんだろうなと。
また、ステロイドの内服の量が増えることで、検査をこまめに受けなければならず、月2.3に大学病院通いもしんどかったです。
また頓服のステロイドも飲むようになりました。

・痛みの恐怖

針で刺されるような痛みは、表現しにくいのですが、とても不快で何度痛みを感じても慣れることはありませんでした。
今でもその感覚は変わりません。
痛みに襲われることの恐怖から、外に出ること、体を動かすこと、精神的に上下することが怖くなり、外に出なくなり、塞ぎがちになりました。
また、汗をかかないために、水分を取らなければいいんではないかと勝手に思い込み、水分を取らなくなりました。
余計に体のバランスが崩れ、体調が悪くなりました。
また、今まで出来てたことに、とても時間がかかるようになったり、できなくなったりしました。
体力がなく、すぐ疲れるようになりました。

・力を出せない

仕事では、体に負荷をかけないよう自分の力の2.3割しか出せないため、ゆっくり働くことしかできませんでした。
しかし、そんな自分に嫌気がさして、激しく動いてしまっことも多々あり、その度痛みが出て、頓服のステロイドを多く飲んだりしてました。
飲んで痛みが無くなることはなかったのですが、
それにすがるしがありませんでした。
また、激しく動くと体に熱がこもるような感覚があり、体温が高くなり、意識が飛びそうになることもありました。
精神的にイラつくことも多く、コントロールすることが非常に難しかったです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?