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福島県湯岐温泉 山形屋旅館宿泊 の旅(3ー1 矢祭もったいない図書館 について)

すっかり間があいてしまいましたが、〇か月継続を続けたく、手軽に書けそうだなと思ったので、あえて「矢祭もったいない図書館」関連に限った記事を書くことにします。

山形屋旅館宿泊の旅についてのこれまでの記事は、下記マガジンよりご覧ください。

朝3時過ぎに家を出て、すいている下道を順調に走ったところ、朝9時にすでに、山形屋旅館の所在地の塙町の隣町、矢祭町中心部にある水郡線東館駅までたどり着いてしまいました。

東館駅舎全景、屋根からすると結構古そうな駅舎であるものと思われます。

しばらくたつと列車が来たのでこれも撮影

キハE130系気動車という形式だそうです。

ちなみにJR東日本のサイトでの説明はリンク内の通りです。

この列車の対面後ろ側に「矢祭もったいない図書館」がありました。
トイレに急いで入りたかったのですが、あと開館まで数分・・・

この修復の感じも、もったいない図書館さを感じさせますね。東日本大震災の修復でしょうか?

9時半少し前に扉が開いたのでまずトイレへ一目散。座って事なきを得ました。ふう。

ちょうどこの日は鉛筆だけで絵を描く若い女性の方が滞在中で、2枚ほど絵はがきもいただきました。水戸駅で始発の普通列車(E120とか表示幕が郡山と書いてあるので水郡線用)に乗りこむ一団の様子を描いた絵と、東館駅を上の写真とは反対側から見た絵の2枚です。ただでもらうのがもったいないほどの絵はがきです。

ちなみに隣町の塙町の道の駅では、対照的な「富永一朗漫画ポストカード」が販売されており、こちらは6枚250円で売っていたのでこれも購入。
想像して笑ってしまった方もいらっしゃることでしょう。笑ってしまった方コメントよろしくです(^^)。
この絵はがきは、数年前から年賀状は自分からは出さないようにして、来た方だけに絵はがきで返礼するという形で使用する予定です。
同世代以下の女性に送るのには、ほんの少しだけ躊躇するかも、というレベルの絵なのでご安心を。

話が横道にそれましたが、「矢祭もったいない図書館」は、合併しない町として宣言した矢祭町で図書館施設を持つために、全国から本の寄贈を受け、その一部を貸し出している図書館です。中はこどもにもやさしく明るい感じで、好感を持ちました。

で今回の記事を書くにあたって、図書館のサイトをみると、なんとなんと、全国どこに住んでいても借りることができるようです。なかをぐるっと全部まわっただけで、まさか借りられるとは思わなかったので、これには気づきませんでした。

開館日次第ですが、湯岐温泉に連泊されてのんびりとしたい方は、行く前にここで本を借りて世間を忘れるひとときを持つのもよいかもしれませんね。

それともう一つ驚いたことがありました。
中学生時代に何度も読み返した文庫本で、法学部に進学したいと思うようになった『会社蘇生』(高杉良)が置いてあって、懐かしく数分ほど軽く読み進めたのですが、あとがきを見てみると、仕事で十数年ほど会話のあった方が解説を書かれていたのです。矢祭町においてあった文庫は、わたしが中学生湯治じゃなくて当時読んだのと別の出版社から出ていたので、そんなこととはつゆ知らずでびっくりした次第です。

ちなみに『会社蘇生』の内容は、大沢商会の倒産(会社更生法適用)から更生手続き終了までを題材としたフィクションです。この話の主人公である管財人達の素晴らしい手腕が描かれており、こんな仕事やってみたいな、と思った次第でした。実際は全然関係ない方面で勤め人してますけど・・・

ということでまた1か月に1回以上のノルマ達成できましたぁ。




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