見出し画像

北海道のキャンプ場2-01 月形町皆楽公園キャンプ場

先月36か月連続投稿のために、無理やり思いおこして北海道のキャンプ場(呼人浦キャンプ場)を書いたところ、久しぶりに2ケタの「いいね」をいただきました。これを機に北海道のキャンプ場について、2004年以前に初めて泊まったところに限らず、できるだけ1・2か月に1回は書いていこうかなと思いまして、2-01などの数字をタイトルのアタマにしていくこととします。
ちなみにこれまで書いたところについては、マガジン化していれてありますので、ご興味があればお読みいただければとおもいます。

今回月形町皆楽公園キャンプ場について書いておこうと思ったのは、この9月1日にこのキャンプ場に隣接しているエリア・施設などが「道の駅「275つきがた」」として一新されるとの報道があったことによります。道の駅化後の配置図については、北海道開発局のサイトにあるPDFをご覧ください。

なお、トップ画像ですが、10年くらい前に泊まったときの感じを出すために、月形町のサイト内に2024年8月31日時点で掲載されていたものを転載させていただきました。右側の「月形温泉」という塔が立っているほうが宿泊施設、三角屋根の部分が日帰り施設「月形温泉ゆりかご」です。
昔は公営(三セクかも)らしさ満開のゆったりとした温泉で、入口付近の一角には、地元の農家さんが作った作物や地元の総菜が無造作に置かれていたと記憶しています。
ちなみに新しくなった「月形温泉ゆりかご」はこちらへのリンクにてご覧ください。

ここ月形公園皆楽公園キャンプ場には2・3回泊まったことがありまして、2006年までのメモになかったのでそれ以降のことになります。なんで泊まっていなかったというと、北海道ツーリングをするようになってから10年ほどは札幌に近いここを根城にどこか回るという発想がなかったということがなかったということにつきます。
ラーメン好きの方にとっては、このキャンプ場への取り付け道路ともいえるところに「むつみ屋」というおいしいラーメン屋があって、ここを目当てにキャンプするライダーもそれなりにいたようです。初めてここに設営したときにSNSで言及したところ、わたしの知り合いで少なくとも3人から、「ラーメン屋のあるキャンプ場ですか?とか、「むつみ屋」ってまだあるの?と聞かれた記憶があります。
ちなみにわたしが最初に泊まったときには「むつみ屋」の建物はあったものの営業していませんでした。なおウィキペディアの記事によれば2013年にここが閉店になったとのこと。わたしが見たときは営業時間外だったかもしれないので、確たることは言えませんが、最初に泊まったのは2014年以降だったのかもしれません。

自分が泊まった理由としては、そのうち書こうと思っているキャンプ無料かつ温泉とセコマ徒歩圏の「北村中央公園 ふれあい広場キャンプ場」が結構埋まっていて、近場で他ないかとキャンプ本を見てみたときに、ここがよさそうと直感したことです。
道の駅化される前のことですが、月形温泉徒歩圏、ゴミもただ(茶色い屋根のところ)で捨てられ、セコマこそないが当時は徒歩圏にコンビニ2軒、おまけに当時の料金が200円と格安で、一晩の寝ぐらとしてはよさそうだと思って設営しました。

通常クルマの場合は、受付から公園内(池の周り)を右回りにまわった公園部に設営するのですが、オートバイの場合はテントがそれほど大きくなければ、受付近くの通路際にバイク&テント設営(ほぼ平な設営可能部分に芝が張られているのですがその幅は3人用まで)できて、温泉などの徒歩時間も減ることが、複数回泊まることになったきっかけです。当時は盆そのものではなかったのですが、ガラガラと言っても良いくらいすいていました。
ここでのキャンプ飯ですが、夕飯は乾麺スパゲティをゆでてレトルトソースをかけ、それにチーズなどのつまみとコンビニで勝ってきたビールが多いです。調理器具も夕食を終えて、できるだけ日暮れ前に片づけてバイクに積載までします。
ちなみに朝はビールと一緒に買ったおにぎり1個または総菜パン、常備の魚肉ソーセージ、飲み物はこれも常備の2リットルおーい麦茶(総菜パンの場合は900mlまたは1500mlポカリスエット)で朝食とし、調理器具もつかわず質素に最低限の栄養を腹に突っ込んで出発です。

基本的に温泉に入ってまったりして、早めの出発に適したキャンプ場でしたと言えたでしょう。キャンプ場はそれ以前から値上げ(バイクは入場料200円+1人で使う大きさのテント500円)していましたが、今回の道の駅化(わたしがかつて設営した場所には設営不可な模様です)で周知がさらになされ、ソロライダーキャンパーとしては今後は多少張りにくくなるのではないかと思います。
キャンプブームはおさまったと言われますが、北海道のネット予約可能な宿(ビジホを含む)の値段が、かつての1.5倍前後はしているんではないかとおもう昨今、北海道のキャンプ場はコロナ時の全国的キャンプブームのときと同じくらい使われているんではないかとように思っていますが、実際どうなんでしょうか?

ちなみにここの近辺での観光施設としては、キャンプ場から徒歩圏にある月形樺戸博物館(旧樺戸集治監分を含む)があります。NHKの大河ドラマ『獅子の時代』の舞台にもなっていますし、役の上でそこに入獄した菅原文太ファンの年配の方には、ぜひ足を向けていただきたいと思います。
とはいえ、私が見学したのは、2000年になるかならないかくらいの昔のことで、改修してからは足をむけていないのですが・・・。

ツーリングライダーの楽しみとすれば、月形-岩見沢から奈井江までの石狩川左岸(石狩川から国道12号)のエリアでそれなりの幅のある農道(幅があってもセンターラインが引かれていないこともあります)で、ボーっとしてキップを切られない程度の速度で流していると、元泥炭地だったことやスピート抑止のためか路盤がうねっていて、予期せずに両輪とも路面から浮いてしまう軽いジャンプをして突然焦りまくるというのがあります。
主要道道を除いてこのエリアでは、どんなにすいていても法定速度を超えないよう、また、疲れたといって片手を膝の上にのせるなど片手運転はせず、ましてクルマがいないからといって、赤切符相当の速度で走らないようご注意ください。焦りまくってバランスを失ってこけると大変です。
この記事を読んで恐怖感を覚えた方は、3ケタの番号であろうと整備されている道道を必ず走ってください。ジャンプする可能性はまずなくなります。
安全に十分注意すれば、泥炭地の道路のうねりを感じることができて、それは意外で貴重な北海道ツーリング体験となるでしょう。

2024年9月10日現在のキャンプ場のサイトと、道の駅のサイトを張り付けて長くなってしまったこの記事の終わりとします。
内容も含めて不定期な更新となりますが、ご愛顧いただければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?