拙著「コーネリアス炎上事件とは何だったのか: メディアリテラシーが試されるとき」のサポート
先日Amazonにて上記の本を出版しました。多くの方に読んでいただき感謝いたします。しかしながら本来あってはならないことなのですが、初版に間違いを発見いたしました。すでに訂正を加えておりますが、初版をご購入いただいた皆様にはご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
今後は誤りを見つけた場合、即時性のある note にてお知らせすることに致します。
(2021年10月25日訂正)日刊スポーツの記事にて QJ を引用している記事を発見しましたので「第4章 マスコミの反応」の日刊スポーツの項を以下のように訂正します.
日刊スポーツ
2021年7月15日,日刊スポーツのWeb版に以下のような記述のある記事が掲載された.
また2021年7月16日,日刊スポーツのWeb版には以下のような記述のある記事が掲載された.
前章インタビューQJ3において,沢田君のジャージーを脱がす行為を行ったのは小山田ではないことが明記されている.しかしこの記事では,これを小山田がやったとの印象を与えるような書き方である.またマットレス巻きと,とび箱の中に入れたという行為は,前出の通り誰が誰にやったのかは語られていない(QJ4).さらに「朝鮮人」へのいじめは ROJ と QJ のインタビュー記事には存在しない.
以上の毎日新聞と日刊スポーツのケースでは,
・毎日新聞の記者は ROJ を読んでいない
・日刊スポーツの記者は QJ と ROJ を読んでいるが引用が不正確である
と言える.すなわち両新聞社とも,取材や報道の原則である「事実確認」において問題があった可能性がある.記事にすることを急ぐあまり,真実性の保証のない不確実な情報源を元に記事を発信するのは,大手メディアとして致命的なミスである.もしこの推測が正しいとしたら,ある意味,酷い冤罪を生んだこれらの見切り発車的な報道には,人権配慮の観点から厳しい検証が必要であると思われる.
2024.7.3
上記記事中
・日刊スポーツの記者は QJ と ROJ を読んでいるが引用が不正確である
を
• 日刊スポーツの記事は2誌に存在しない「いじめ」を報道している
と修正しました。
また書籍内引用箇所について、原著作者から引用されることを望まない旨の意思が確認されましたので、該当部分を削除訂正しました。該当箇所は書籍 p.67-68 です(電子書籍に関してはフォントサイズによってページ数が変化します)。修正前後の内容は、修正理由の性質上ここでは明示しないこととします。