韻を踏む1
少なくとも車の毛布にくるまっていたい。
辛くとも器を丈夫に狂わしていたい。
再会の時まで当分あるが、わらしべ長者のように才能を膨らまし、
花を咲かせる花瓶にする。
駄文じゃねぇぜこれは。飽きのこないように多弁になるぜ。
つまりその砂金の積み重ねが大金を生む。
その為に今日も地道にラップの花道に出勤する。
好きでやってることだ。必ず近道になる。
坂道もあるだろうが、それでも頂上睨みつけ高みに挑み
進み続ければ頂(いただき)が俺を誘い続ける。
従いな俺に。つまり俺が決勝における勝利の絶頂。
もう結構だって言われるくらい韻をはめ込んでやる。
溜め込んだもの全部ここで放電。
宣伝なんてしなくても群がってきて勝手に痙攣。
伝わってくるバイブスで放念して、
少年みたいな敬礼。
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