韻を踏む35
土曜は渡航に最適な日。
快適な旅には余裕が必要、日曜が余分に開くようにする。
落葉が綺麗に舞う季節。地元の施設に行く。
だが移設したらしい。だからそこには行けず。
止血処置がいるほどの傷じゃない、こんなこと。
時が過ぎれば忘れることさ。むしろ幸せが溢れるほどさ。
その時、胸をかすめる微かな衝動。
でも今はいいや、明日から行動。
消灯時間が来たなら就寝。
もし何かあっても夜間帯は休診。
仮に診療するとしても重鎮だけ。
だから慎重を心掛け元気は封印。
朝起きたら委員長がそこにいた。
詩吟を口ずさんでいた。
杜撰な内容だった。
それで集めようとしていた資金を。
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