韻を踏む37
月曜日を暦から消すようにしても
火曜日が課長にとって憂鬱になるだけ。
水曜日にそんなことを推敲しても
木曜日には後に回しにしておくように言われる。
金曜日ならば心境光輝く気分なのでどうでもいい。
そしてまた翌週にはこうべを垂れる。
そして週末には両手を上げて万歳って感じ。
何も変わらないまま何歳まで生きるのか。
喝采を送る相手が分からないまま死期なのか。
そんな道でいいのか。
論外に違いない。
異彩ない凡人の葛藤。
そこに恩人が颯爽と登場。
剛情な人が世界を変える。
世界を変える人が偉いとされる。
つまり家来が仕えるのは意志を伝える人。
また会える日を楽しみにしている。
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