韻を踏む５
おもちゃの指輪を取り出して、
思わず好きだと言い出した。
友達から昔は始まって、
今では二人はハネムーンに旅立って。
「貯めるんだお金」って言って小遣い制。
１億再生すれば廃止で良いって言われた。
だから配信頑張った。最新の流行りも追っかけた。
そしてお分かりかと思うが、旅行先で俺は叫ぶんだ。
渡航先で徒労ないように計画して遊ぶ。
性格的には無駄がないはず。
せっかく駅にハムがあるのならば寒くない。
動物性たんぱく質は体を暖めるぜ。
幸福day散策、実はあなたとサラダ食べるぜ。
決めるぜ。今度はおもちゃの指輪じゃない。
締めるぜ。温度はそこらのスイカじゃない。
つまりは冷え冷え。息も絶え絶え。
それでも「言え言え」と心の中で呟く。
萌え萌えじゃねぇ、灼熱の魂ですぐ立つ。
卓越した技術で史実に残るほどの芸術的プロポーズ。
いや、ハネムーンなんだからプロポーズは終わってるでしょ。
黒坊主がそう突っ込む。
うるせぇ人生は双六なんだよ。何が起きるか分からねぇんだ。
そんなこと言うからお前はいつも助六ばっか食ってるんだよ。
そんな俺の皿に乗っているのはカリフォルニアロール。
愛と好きが凍る。
でもアンコールで炭鉱夫が火を焚べて再燃さ。
情熱を再現さ。
ハネムーン。沈む太陽。
気付く採用。これからも頑張りたいよう。
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