新型コロナウイルスとの付き合い方
できることなら全くお付き合いしたくない、新型コロナウイルス。
ですが、感染の脅威から身を守るには、まずは敵を正しく知ることから始めましょう。
新型コロナウイルス感染症の特徴
・高齢者における感染例が多い
・小児における重症例が少ない
感染しないための心掛け
・マスクをつける。
・手洗いうがい
・顔を極力触らない
感染対策の基本は咳エチケットと手の清潔!
感染対策としてもっとも重要なことは手の清潔です。ウイルスで汚染した手指で目、鼻、口などに触ると、これらの粘膜から感染する可能性があります。無意識のうちに口や鼻、目を触らないように注意しましょう。
咳やくしゃみなどの呼吸器症状がある人は、他の人に感染を広げないためにも、咳エチケットとしてマスクをつけましょう。内側のガーゼを交換する、あるいはガーゼを水洗いしてから乾燥させて再利用するなどの工夫を行うことも咳エチケット用のマスクに有効です。
感染したらどうなるの?
コロナウイルスはもともと風邪の病原体として見つかってきたウイルスです。新型コロナウイルス感染症患者では発熱がほぼ見られており、それに加えて呼吸器症状が重要な徴候です。しかし、おおむね50歳未満の患者は肺炎を発症しても自然経過の中で治癒する例が多いことがわかっていますので、過剰にパニックを起こす必要はないと思います。
一方で、基礎疾患、いわゆる持病がある方は、普段からインフルエンザやノロウイルスにかかりやすく、重症化しやすいことが知られています。新型コロナウイルス感染症にも同じ傾向があります。
感染対策を徹底するためにこの様なことを心がけましょう。
・濃厚接触が起こりやすい人込みの環境や閉鎖空間を避ける
・感染対策を徹底すること
基礎体力を十分に蓄え、足りない栄養はサプリメントを上手に使って補う。
体を温め、絶対に感染しないと念じながら、いつも通りの基本的な手洗いうがいなどの小さなことを、毎日コツコツと実行し続けることが私たちが自分でできる一番有効な予防です。
文責:金子明(薬剤師)
参考文献:
日本感染症学会「COVID-19に対する抗ウイルス薬による治療の考え方 第1版 (2020年2月26日) 」
日本感染症学会「一般市民向け 新型コロナウイルス感染症に対する注意事項 」(2020年2月3日現在)
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